相浜港でのフカセ釣りで38cm頭にクロダイ3尾【千葉】ゲストにシマアジ

海釣り 堤防釣り

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相浜港でクロダイフカセ釣り

5時ごろ到着。数カ所の釣り場を見て回り、風向きと潮位がよさそうな相浜港で竿を出すことに。港内は台風の影響でウネリが入っていて、濁りもあり、クロダイ狙いにはよさそうだ。

当日用意したクロダイ用のまきエサは、オキアミ3kgにマルキユーのチヌパワームギスペシャル1袋とナンバー湾チヌⅡ1袋を混ぜ合わせて作成。黒鳳STを使用した立ちウキ仕掛けで、付けエサは生オキアミとコーンを準備した。

コーンでエサ取り回避

タナは海底スレスレの3m付近で開始。ウキが立つ位置を中心にまきエサを撒きながら仕掛けを送り込むと、エサ取りも少なく、いい条件。海面下にボラが小数見えるが、生オキアミは残るので気にならない。

水分補給しながらウキを眺めていると、スポンと入ってクサフグ。その後はこの魚が寄ったようで、生オキアミでは残らなくなった。そこで、コーンを試すと多少は残ってくるので、生オキアミと交互に使い分ける。

干潮をすぎて上げ潮になっても、状況に変化はない。遠投して漂っていたウキをボーっと眺めていると、スッと抑え込んだ。アワせると、小気味いい引きで30cmクロダイが釣れた。

シマアジ5尾キャッチ

再開早々、立ウキに怪しい反応。少しタナを浅くすると、ウキに明確な反応となって現れた。アワせると、小型シマアジ。

よく観察すると、まきエサに反応して浅いタナまで食い上がってくる魚の姿を確認。円錐ウキ仕掛けに変更して、シマアジを狙ってみる。

まきエサを撒いてからピンポイントに仕掛けを投入すると、ウキがスルスルと消し込んで小型シマアジがヒット。まきエサが着水した一瞬だけ食い上がるので、タイミングが合わないとヒットしない。

昼ごろまでにシマアジを5尾キープ。熱中症対策に一時休憩とし、涼しい車内でランチを取りながら休憩する。

36cm頭に本命ヒット

体が楽になったので、気合を入れてクロダイ狙いを再開。

夕方に向かって上げ潮になっており、水深を測り直してから狙う。すると、立ちウキがスッと抑え込んだ。アワせると竿がグイッと曲がり、重量感のある引き込み。竿先からグングンとクロダイ独特の感触が伝わってくる。慎重に竿を操作してタモ入れしたのは、きれいな姿をした36cmクロダイ。

時合いを意識して続けるが、あとが続かない。18時ごろになるとまきエサが残り少なくなったので、撒ききってから遠投。足元をきれいに洗い流して納竿の準備をしていると、ウキが消えている。慌ててアワせると、小気味いい引き。30cmクロダイが上がってきた。この1尾を最後に納竿。釣果はクロダイ3尾、シマアジ5尾のほか、ボラやアイゴなど。

相浜港は、シケたときでも竿が出せる貴重な釣り場。ゴミや汚れを残さず、マナーを守って楽しみたい。

＜週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛／TSURINEWS編＞