九頭竜川でのトモ釣りで23cm頭にアユ55匹【福井】夕方帯に入れ掛かり

九頭竜川でのトモ釣りで23cm頭にアユ55匹【福井】夕方帯に入れ掛かり

アユ釣りはあっという間に始まり、あっという間に終わる切ない釣り。8月上旬、今シーズン絶好調の福井県を流れる九頭竜川中部漁協管内に釣行した。今回の釣果も、23cm頭に55匹と大漁だった釣行の模様をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

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淡水の釣り アユ釣り

九頭竜川アユトモ釣り

7月の終わりには束釣りも達成したが、7月後半から渇水で釣り荒れている状況だった。

この日はまず下流でサオを出す。目的は大会の下見。午前中は下見の釣りで30匹ほど釣ったが、鳴鹿のエン堤より下流は最大18cm、最小は10cm、平均15cmと数がいる分、型は小ぶりだった。

九頭竜川でのトモ釣りで23cm頭にアユ55匹【福井】夕方帯に入れ掛かり当日の仕掛け図(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

 

坂東島へポイント移動

午後からは上流へ移動。私が大好きな坂東島地区へやって来た。いつもは笠川オトリ店がある右岸から釣るが、今回は左岸から釣る。理由は左岸から釣る人が少ないから。左岸狙いの人が少ない理由は、駐車スペースが限られること、流れが左岸に寄っているので釣りづらいこと、テトラが足元にあって足場が悪いことなどが挙げられる。

九頭竜川でのトモ釣りで23cm頭にアユ55匹【福井】夕方帯に入れ掛かり坂東島を左岸から攻める(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

大野島の瀬とオトリ店前の瀬が合流する辺りからサオを出す。テトラが足元にあって釣りづらい。慎重に足場を確保して釣り下る。最初はアタリがなく意気消沈。

やがて大石横の太い流れで目印が走る。流れに乗って一気に下る。当日は台風の影響で風が強く浮いてこない。サオを絞り返し抜き。追い星三重のやる気満々のアユだ。型は21cmくらいか。これをオトリに再度太い流れを探るが、アタリはない。

釣り下り、再び太い流れでヒット。これもよく引く。今度はタモで受け取る。サイズは22cmくらいか。バッチリ背掛かりだ。こんな感じで1匹1匹確実に釣っていく。

23cm良型アユ登場

馬の瀬になっている場所に立ってサオ抜けを狙う。オモリ1.5号+小沢式背バリでオトリを下流へ送り込み、扇状に横へスライドすると、流芯脇でガッンと強烈なアタリ。目印が下流へ走る。サオを絞り引きに耐える。大石裏に誘導して慎重に引き抜いたのは、23cmのよく肥えたアユだ。

これをオトリに探るがアタリはない。サオ抜けを求めてさらに下流へ下る。大石横のなんでもない流れにオトリを入れた途端、掛かった。ここはサオ抜けかも。再度探ると流芯へいく前にヒット。入れ掛かりだ。ここはデルデルポイントかと思ったが、2匹で止まる。

さらに小移動。立ち込んで流芯付近の大石周りを探ると、今度は3連発。しかし3連発で止まる。

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