渓流ルアー釣りでブラウントラウト手中に歓喜【大分・高瀬川】速い流れに苦戦

渓流ルアー釣りでブラウントラウト手中に歓喜【大分・高瀬川】速い流れに苦戦

7月4日、梅雨の明けない状況にやきもきしながら天気予報とにらめっこしていましたが、今シーズン最大の増水をしていた川も、釣行当日には水位も下がってくると見越して、雨後の大分・高瀬川に行ってきました。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・濟郁恵)

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トラウト ルアー&フライ

高瀬川で渓流ルアー釣行

現場に着いてみると濁りは取れていましたが、まだ水位は高めで、今回もまた釣り場をランガンするかたちでの釣行となります。増水していたことと、平日ともあり、釣り場に着くまでの道すがらに釣り人は見当たりません。釣り場に到着して、いつも通りに車載の遊漁証をダッシュボードに用意し、身支度を整えて釣り開始です。

渓流ルアー釣りでブラウントラウト手中に歓喜【大分・高瀬川】速い流れに苦戦渓流ルアーのタックル(提供:週刊つりニュース西部版APC・濟郁恵)

タックルは5ftあまりのやや張りの強い渓流用ルアーロッドにリールは2000番サイズを使用。ラインはPEライン0.6号にリーダーはフロロカーボンライン2号を使用。ルアーはバイラ50H。

流れを読みきれず高難度

まだかなり水位は高く釣りをできる場所も限られており、釣友のアドバイスに従い入渓します。下りた先も溯行はできない状況で、瀬の流れや水押しもかなり強い。正直、流れの中でルアーの感覚が失われてしまう瞬間もあり、いつも以上にキャストポイントを見極めることが要求されます。立ち位置もしっかり考えて釣りをしないと、押しの強い流れの中にはなかなか思うようにルアーが通せない。

まずアップでの釣りは流れが速すぎてうまくいかない、クロスの釣りかダウンの釣りか、いずれにせよしっかり流れを見てルアーをキャストしていかないと成立しない、私にはかなり難易度の高い釣り。流れの緩んだポイントからしっかりレンジを入れていくイメージで釣りをするも、普段使っているヘビーシンキングのルアーですら軽く感じて、うまくレンジに入ってくれない状況が続く。

状況に応じて流れを読み、ルアーをレンジに入れ込んでいくことができる釣友なら魚にコンタクトできるだろうが、私にはまだそのスキルが足りない、そんな本当にもどかしい時間がすぎた。

ブラウントラウト登場

納竿予定の昼が近づいてきて、焦りもあるが流れのキワのたるみで魚を掛けるもバラしてしまう。今の私にはダメージが大きかったが、それよりも、なぜそこに魚がいたのか、どうやったらバラさずにキャッチできたのか、頭の中ではたくさんの思いが巡り自問自答していた。

ランガンしてきて本当に時間的にラストの釣り場となる所に到着。自分で思うポイントでは魚からのコンタクトはない。アドバイス通りにルアーをバイラ50Hより重たく沈むバイラ50XMDに交換し、ダウンで瀬の岩の横を通すと……キタ!ガツンと強いアタリだ!

渓流ルアー釣りでブラウントラウト手中に歓喜【大分・高瀬川】速い流れに苦戦待望のヒットはブラウントラウト(提供:週刊つりニュース西部版APC・濟郁恵)

バラしたくない一心で思いっきりアワセを入れる。強い流れの中でローリングする魚体を見て、バレないでと口から出てしまう。ネットを出すも流れが邪魔してうまく入らない。しっかりフッキングしていることを信じて浅瀬に引っ張り上げてやっとネットイン。無事にネットインした後はたまらない嬉しさと、得もいわれぬ気持ちが込み上げてその場にしゃがみこんでしまった。

貴重な一尾に歓喜

今回もまた複数キャッチとはならなかったが、出会えたブラウンは本当に鮮やかで美しかった。予定していたより少し遅くなってしまったが、これにて納竿とした。

魚1尾のために?と思う人もいるかもしれない。でもこの感動の瞬間のためにまた釣りがしたいと常々思っている。地域の人や漁協の人たちに守られているこの豊かな釣り場で楽しませてもらえていることに感謝したい。最後に、河川に入る際は必ず遊漁券を準備して、近隣の人の迷惑にならないように車を止めること、ゴミを捨てないなどのマナーを守って気持ち良く釣りをしましょう。

<週刊つりニュース西部版APC・濟郁恵/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
高瀬川
日田漁協TEL=0973(22)4021
日釣り券1100円、年券3600円
この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年8月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。