筆者の住む北九州方面は大体6月後半頃から夜の海に浮かぶイカ釣り船が増えてくる。今年のイカは序盤戦はあまり良い釣果は聞こえなかったが、7月が進むに釣れ豊漁の知らせがちらほら見えるようになってきた。今回は友人に誘われ1年ぶりのイカメタルにトライした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
ライト点灯で入れ食いタイムも
完全に周りが暗くなって、船のライトが効き始めるとイカが20m付近まで浮いてきた。ここからはしばし入れ食いタイムがあったが、少し経つとタナがボヤけてきてしまった。
30m~ボトムまででアタリが出るが、定まったタナが無くやりづらい。アタリの出方も渋く、乗らないことも多くなってきた。渋い時はキャストして斜めから見せるオモリグも効果的だ。キャストの場合はスピニングタックルが必要になるが、見せ方を変えて他の人より釣りたいならぜひ持って行くべきだろう。
最終釣果
最終釣果はヤリイカ57杯、スルメイカ1杯となった。渋いと聞いていただけに、これくらい釣れれば大満足である。当日は鯖、フグの猛攻がすごく、スッテがかじられることが多々あった。
掛かってくる鯖が大きく、丸呑みにされることもあるのでスッテ、メタル、リーダーの替えは多めに持っていくことをお勧めする。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>
ポントス幸雅丸
九州の北部の玄界灘・響灘は、沖合に対馬海流が流れており、水深は100m以上。海底には岩場や砂地などの漁礁にめぐまれている。日本海流と対馬海流がぶつかりプランクトンが豊富に発生します。それをエサにする小魚が集まり、それを狙ってブリやヒラマサ、マダイ、根魚など多彩に集まります。この恵まれた海で釣りを堪能してください!