今年も始まった伊勢湾の夜マダカ。納涼気分でのんびり楽しめる釣りだが、獲物は大型、駆け引きは繊細と奥の深さにも魅力がある。6月23日、この釣りの様子を取材すべく、知多半島先端の片名漁港を訪れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 牧田亘)
マダカの顔を見ることは叶わず
さて当日の釣りだが、午後7時すぎにトモの福岡さんがマダイを上げ、さらにマダカのアタリもきて福岡さん、三澤さんに掛かったが、惜しくもバラシ。いずれも食い上げで掛かったためアワセの効きが悪く、マダカ得意の首振りで逃げられてしまったようだ。
その後、場所移動を経て三澤さんにクロダイがきた。しかし、釣行時間の後半に潮止まりを迎え、ようやく下げ始めたところで午後11時のタイムアップとなってしまった。今回はマダカの顔を拝めなかったが、釣期は8月上旬まで続くので今後に期待したい。
夏が旬の伊勢湾のマダカ。臭みは一切なく、洗い、湯引き、フライ、焼き物など、どんな料理にも向く白身は絶品だ。片名出船のマダカ釣りでは神経締めをしてくれるので、旬のマダカを最高の状態で味わえる。
<週刊つりニュース中部版 牧田亘/TSURINEWS編>