渓流ルアー釣りでイワナ43本キャッチ【福井・九頭竜川水系】泣き尺サイズも3本

渓流ルアー釣りでイワナ43本キャッチ【福井・九頭竜川水系】泣き尺サイズも3本

梅雨の真っただ中、たまたま雨が降らない日が続いた。「これなら行けそう」と渓流釣りに出かけることに。目的地は福井県の山奥。ターゲットはイワナだ。前回の釣行では尺イワナが釣れたが果たして今回はどうなるのか。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

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杉本敏隆

釣り歴約50年。管理釣り場のトラウト、渓流ルアー、エギングなど、1年中いろいろな釣りをしています。

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ルアー&フライ トラウト

29cmのイワナを追加

次に狙うのは水深があって魚が隠れる場所もあるなかなかいいポイント。ただし障害物だらけで難易度は高め。選んだミノーはエデン50H。1投目、チェイス! しかし食わせようと粘っていたら、手前のかけあがりに根掛かってしまった。

ポイントをつぶしたくないので、姿勢を低くしてそーっと近づいて根掛かりを外す。その位置からショートキャストでもう一度。すると狙い通りヒット!

重量感のあるなかなかの手応えだ。手前の障害物をかわして一気にゴボウ抜き。「お!尺いったか」と思ったが、測ってみると29㎝。面構えはすでに尺の貫禄があるのだが、残念。

渓流ルアー釣りでイワナ43本キャッチ【福井・九頭竜川水系】泣き尺サイズも3本貫禄のある顔のイワナをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

本命手中も尺に届かず

次のポイントは浅くて流れの緩い瀬。シュガーミノーを遠投してまず1匹。さらに奥に進んで木の下に放り込むとヒット!またしてもナイスサイズだ。「ばれるなよ」と丁寧に寄せてきてキャッチ。計測してみると28.5㎝。またも泣き尺だ。

ちょこちょこ追加しながら釣り上がり、次は堰堤下を攻めてみる。向かって左側の流れの緩い場所でもののふ50Sを躍らせると、尺はありそうなイワナが激しくチェイス! でも食わない。3、4回追ってきたが、結局食わせられず、そうこうしているうちにそいつはどこかへ行ってしまった。

「くそー、もうちょっとだったのに」とそいつが消えていったであろう流れの中を通してみるとヒット!たぶんさっきの奴だ。「これは尺いったぞ」と抜き上げようとしたとき、「あっ!」ばれてしまった。丁寧にネットで掬うべきだった。後悔先に立たずだ。

釣れるが良型現れず

その後は堰堤の横に立ち、バフェットシンキングディープ55で流れを横切らせ、小型を数匹追加。なぜかミノーのサイズを上げたのに小型ばかり。不思議なものだ。

堰堤横の崖を登って上流に下り、小場所を次々に撃っていくが反応は良くない。前回は小場所で次々にヒットがあったが、今回は大場所の方が反応はいい。ちょっとでも良さそうなポイントを探し、次々にミノーを投げ込んでいく。買ったばかりのリフレイン50HSも活躍したが、良型は出ない。

ジャスト30cmのイワナをキャッチ

どんどん釣り上がり前回尺イワナを釣り上げた堰堤。まずは右側の流れに流芯53HWをキャストし、ちょんちょんと誘う。するとすぐにヒット!なかなかいいサイズだ。ポイントを荒らさないよう思い切って抜き上げ、写真撮影ができそうな浅瀬へ。計測するとジャスト30㎝。尺は30.3㎝だからこれも泣き尺だ。

渓流ルアー釣りでイワナ43本キャッチ【福井・九頭竜川水系】泣き尺サイズも3本良型のイワナをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

最終釣果

さらに釣り上がると小場所でも釣れるようになってきた。そして大物が期待できる堰堤に到着。しかし釣れたのはレギュラーサイズのみ。途中でこけたときに膝を打ったらしく、右膝が痛くなってきたので、少し早いが終了することにした。

下りながら少し追加して最終釣果は43匹。大物には恵まれなかったが、よく釣れてくれた。自然に感謝だ。

渓流ルアー釣りでイワナ43本キャッチ【福井・九頭竜川水系】泣き尺サイズも3本数が釣れて満足(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

交換用のフックは必須

渓流ルアーに限らないがフックは魚に接する一番大事なところ。私は市販されているルアーについてくるフックが気に入らなければ、自分の好きなフックに交換して使っている。

最近はフッ素コーティングが施されたフックがお気に入りで、とにかく掛かりがいい。フックサイズもちょっと小さいかなと思われるものはワンサイズ大きなものに交換することもある。

そして何より大事なのは、フックポイントを爪に当ててみて滑るようなら、フックを研ぐか交換すること。この手間を惜しむと獲れるはずの魚を逃すことになる。交換用のフックは多めに持っていこう。

<杉本敏隆/TSURINEWSライター>