東京湾のイカ釣りで今の時期がハイシーズンとなるのがスミイカだ。釣ってもおもしろいし食べても抜群に美味しい！今回は実際の釣行の様子もまじえて、エギスミイカについて掘り下げていこう。
川島久司
東京湾、相模湾をホームグラウンドとし旨い魚を求め旬の釣りを楽しむ。日本各地、海外遠征も行うマルチアングラー。海好きが講じサーフィンも得意とする。スポンサード：株)Duel、有)サニー商事、株)ボナンザ、Aiプラスカスタムロッド 他
スミイカ一級ポイント”中ノ瀬”へ
八景島シーパラダイスを左に千葉方面に船首を向ける。航程は25分程、スミイカの1級ポイント”中ノ瀬”に到着した。
水深は15m～20m砂地主体を攻める。富津方面に船首が向く北東の弱い風からのスタート、午後からの上潮に絡むイカの活性を期待し釣りを開始する。
今回使用したタックル
タックル図・ライトゲームロッド（7:3もしくは6:4調子）
・小型両軸リールPE0.6～1.0号100m
・中錘10号エギ2.5号～3.0号
・PEからのリーダー4.0号x1.7m、中錘からのハリス3.0号x1.5m
・リーダー結束部：FGノットなど
スミイカの船では、エギ専門の船とシャコテンヤ釣りと分かれている釣り船があるので、出船前に確認が必要となる
1流し目からスミイカ登場！
良いサイズだ潮はトロリと理想的な流れでPEラインが角度を付けて船を流した。底から1m基準で流しながら時折シャクリを入れる。
すると1流し目で3.0号の昔ながらのエギ（アオリーQマーブルサクラダイ）に乗ってきた。シャクリを入れてから竿先をじっと動かさずに集中していたところポコンッと竿が弾いたのですかさず合わせを入れての船中1杯目の本命だ！
やはりアタリが出てからのアワセが決まった時、また、掛けた時のガシッとした重量感にグィーンとした引き込みは本当に癖になる！
何度か流し、このポイントで2杯のスミイカを短時間でキャッチ！
様々なエギで追釣り！
エギを船長お勧めのEZ-Q3.0号にチェンジしてから底付近を流してみた。
このエギは脚が付いており水流を加えることで海老のように脚がパタパタと動くというもの。このエギこの動きがスミイカにはかなり効き目があるようだ。
船長オススメカラー底をトレースしているときに脚がパタパタと動くので、飛び掛かるイカのアタリも大きい。ボンッとはじけるようなアタリで3杯を追加。
その後、夕マズメは八景沖に戻り同じような砂地15～20mを攻める。
最後に使ったエギは、ラトル入りの胸鰭がピラピラと動くもの。このパタパタQにしてやってみたところ、これまたそのエギにも反応が良く最後に1杯ガッチリとエギを抱いて上がってきた。潮の流れそして北東の風が程よく吹いた居たので広範囲を探れ6杯とまずまずの釣果を出すことが出来た半日船だった。
釣行を振り返って
楽しみんでいただきたい！3タイプのエギをローテーションしてスミイカをやりましたが、エギの色に加えアピールとなる動きも釣果に影響してくる事も実感しました。
アタリが出てから合わせ・・・乗る瞬間本当に気もち良いですよ！皆様も是非中錘を使ったエギスミイカ楽しんでみてくださいね。
