東京湾の船エギタコ釣行でマダコ5杯【神奈川・忠彦丸】 水潮に苦戦もアクションを工夫

東京湾の船エギタコ釣行でマダコ5杯【神奈川・忠彦丸】 水潮に苦戦もアクションを工夫

6月10日、釣友5人で金沢八景・忠彦丸からエギでタコを狙った。前日に台風の影響でまとまった雨が振り、海はコーヒーのような濁りっぷり。解禁直後ながら苦戦を強いられたものの、エギのアクションを工夫して本命を5杯ゲットできた釣行をレポートする。

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その後はポツポツと拾い釣り

2杯目までは順調だったが、その後は厳しい時間帯に突入する。ポイントを変えるたびに船中ポツポツと釣れる程度の状況が続き、私にはミニダコかと思いきやカラーリングが似たヒトデがヒットしたぐらい。

東京湾の船エギタコ釣行でマダコ5杯【神奈川・忠彦丸】 水潮に苦戦もアクションを工夫カラーリングが似たヒトデ(提供:TSURINEWS編集部)

そんな中、昼前頃になって隣で釣っていた同行者の藤田さんが連発。ヒットカラーは黄色と白のエギということで、私も同じ組み合わせに変える。エギチェンジ直後、少し大きめに誘いを掛けて遅めのテンポでしっかりエギを動かしていた時に3杯目が乗った。

そのことを頭に入れて、後半は潮が速いポイントでも大きめにエギが踊るように意識。それが奏功したのかわからないが、昼過ぎに連続ヒットで5杯まで数を伸ばし沖上がりとなった。

東京湾の船エギタコ釣行でマダコ5杯【神奈川・忠彦丸】 水潮に苦戦もアクションを工夫藤田さんが連続ヒットしたエギの組み合わせ(提供:TSURINEWS編集部)

今後の展望

この日の船中の最終釣果は0~6杯。中々厳しい一日に。今回、終始千葉方面の袖ケ浦~長浦あたりで釣りをしていたが、帰港時に通った川崎~横浜方面は赤潮なのかさらにひどい水色。新子は多そうなのでこの状況が落ち着いてくればもっと期待できそうだ。

また、サイズは大きくて500gぐらいと周りも含めて小型が多かった。小型のアタリはあまり分からず、空アワセで乗せたのがほとんど。乗りが浅いとバラすデメリットはあるが、新子の多いこの時期は10秒程度誘ったら空アワセを入れていく釣り方も効果的かもしれない。

タコエギは状況に合わせてアクションや仕掛けを組み立てるゲーム性もあり、食味も抜群。これからの暑い時期に盛期を迎えるのでぜひ挑戦しみては?

<TSURINEWS編集部 渡辺竜平>

▼この釣り船について
忠彦丸
出船場所:金沢八景