全国の子育て世代アングラーは日々仕事と子育てに奮闘しながら限られた時間の中で釣行に臨んでいると思う。筆者もそのうちの1人だ。今回は4時間という限られた時間の中でのエギング釣行で2.4kgオーバーの良型アオリイカをキャッチすることができた。その釣行内容と短時間釣行でのポイントについて紹介したいと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター石橋健一)
2.5kg級アオリイカ登場
何度かドラグを出されるもなんとか手前までイカを寄せることができた。手前に寄ってきたイカを見るとゲソ1本にしかハリ掛かりしていない。1人での釣行であったためランディングに緊張が走る。

手持ちのギャフでなんとか1発でランディング成功。安堵する瞬間だ。前回より小さいが2kgオーバーは確実。帰宅して計測した結果、2454g。
追加ならずタイムアップ
子供の迎えまで残り2時間となり、続けて連続ゲットを狙うもその後反応なし。釣行終了となった。今回数は出なかったものの、前回に引き続き2kgオーバーのアオリイカをゲットすることができた。
春は数は出ないものの、大型の個体に出逢える可能性が高く、その強い引きが魅力的だ。特に2kgオーバーの引きを味わうとエギングの魅力に沼ること間違いなしだ。
短時間で釣れたワケ
短時間で釣るためには、釣り場の回遊パターンや時合にタイミングを合わせる必要がある。筆者も含めた子育て世代のアングラーは時間に制約があり、必ずしも朝マズメ等のゴールデンタイムに釣行を合わせれるわけではない。

しかし制約があり短時間釣行であっても、タイミングさえ合えば良い釣果を望める。そのためには日頃から短時間であってもまめに釣りをすることで釣り場の回遊パターンを読む必要がある。
干満の前後を狙う
一般的には干満の前後がいいと言われる。筆者の経験からいくと、場所によっては朝マズメよりも夕マズメの2時間前が良かったり、大潮より中潮が良かったりもする。回遊パターンは様々のため、釣れた時はなぜ釣れたのかを考え、自分なりに仮説を立てるとことで次回の釣果に繋がりやすい。
今シーズンは各地でアオリイカが好調のため、釣行時間1~2時間でもまめに釣り場へ足を運び、次は3kgオーバーのアオリイカの対峙したい。
<石橋健一/TSURINEWSライター>