春のライトゲームは釣り物がたくさんある。シーバス、チヌもLT(ライトタックル)で攻略するなら、実に5魚種以上もの対象魚がいる。今日は何を釣ろうか?迷うならば、月周りが参考になる。ライトゲームが成立するかもしれない、3つの条件を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
個人的な「釣り急ぎ順」紹介
筆者はこのような種々のターゲットを、釣れなくなるまでの、いわば「釣り急ぎ順」で見ることにしている。
一瞬で通り過ぎる産卵アジを狙い新月周り大潮の常夜灯下。次にバチ抜けパターンの期限が迫るシーバス。かれらと比べるとわりと長く釣れ続けるメバル、といった順番だ。大阪湾奥のメインフィールドでは夏にはチヌが始まる。暑くなればチヌを釣る。
LTタックル一本で立ち回ろう
何かと気が急く海。厳冬期から海の状態が立ち直り、諸々の魚の活性が上がる海ではこちらの心も浮き立つ。ともすれば何本も竿を持っていって、いくつも仕掛けを作って……。
しかし実はタックルの数を増やすのは機動性を損ね、最終的に釣れる魚の数を少なくしてしまいかねない。上述したような魚はほとんどLT化できるので、メバルタックル一本で釣ってしまうのが理想だ。上級者ならばアジングメインで、すべての魚種が獲れるだろう。
<井上海生/TSURINEWSライター>