釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味

釣るのも食べるのも、今まさに旬を迎えている渓流魚たち。塩焼きや唐揚げといったシンプルなレシピも美味しいが、良型が釣れたら是非ともチャレンジして頂きたいのがチャンチャン焼きだ。本来鮭で作る料理だが、脂の乗った渓魚で作っても味は抜群。今回は、アマゴで作るチャンチャン焼きのレシピを紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

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荻野祐樹

釣り歴は約25年。得意ジャンルは渓流釣りと、カワハギ・タチウオ・メバル(全て餌釣り)等。解りやすい!をモットーに発信していきます。

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本調理

下ごしらえが済んだら、ここからいよいよ本調理に入っていく。工程としては、野菜を炒めてフライパンから取り出す、アマゴを焼く、野菜をフライパンに戻して味噌だれを投入、盛り付けてから溶かしバター、という4ステップだ。

野菜を先に炒めておく

まずはフライパンにサラダ油大さじ1程度をひいて熱し、ニンジン・玉ねぎ・ジャガイモを炒める。

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味根菜から炒める(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

全体が少ししんなりしてきたらキャベツを投入し、塩・コショウで薄く下味を付けて、全体に軽く火が通るまで炒める。炒めた野菜は、一度器に取り出しておこう。

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味炒め加減はこれくらいが目安(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

アマゴを焼く

野菜を取り出したフライパンに再度大さじ1~2程度の油を引いて熱し、小麦粉をはたいたアマゴを皮目から並べて、中火で焼いていく。

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味皮目から焼く(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

皮目に火が通ってきたら、身が崩れないようにフライ返し等を使ってひっくり返し、両面がパリっとするまで焼いていこう。

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味皮目に薄っすら焦げ目がつく方が美味しい(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

野菜を戻してタレ投入

アマゴの表面に薄っすらと焦げ目がつき、ある程度火が通ったら、先ほど炒めておいた野菜をアマゴへと被せるように投入する。

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味野菜で魚を蒸し焼きに(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

ここに味噌だれを回しかけるように投入して蓋をしたら、火力を少しだけ強くし、野菜がさらにしんなりしてくるまで、3分~5分程度蒸し焼きにしよう。味噌だれの水分が減り、ブチブチという音が聞こえてきたら火を止める。同時に、バターを電子レンジで10秒程度加熱して、溶かしバターを作っておこう。

隠し味にバター

アマゴの身が崩れないように丁寧に皿に盛り付けた後、上から溶かしバターを全体にかけたら完成だ。バターを軽く混ぜてから、野菜とアマゴを一緒に頂こう。

釣った渓魚と野菜で作る「アマゴのチャンチャン焼き」レシピ 溶かしバターが隠し味味噌だれの香りが食欲をそそる(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

白ご飯やビールと共に豪快に!

以前著者は小学生の息子が大好きなレシピである「アマゴのガーリックムニエル」も紹介したが、今回のレシピも負けず劣らず、息子の大好物。野菜とアマゴを口いっぱいに頬張れば、野菜とアマゴの旨味で白ご飯が止まらなくなること請け合いだ。

勿論ビールとの相性も保証したい。辛党の方は、味変にブラックペッパーや七味唐辛子もおすすめだ。今回のレシピはヤマメやニジマスで作っても美味しいので、良型の渓魚が釣れたら、是非一度チャレンジしてみてほしい。

<荻野祐樹/TSURINEWSライター>