ルアー鮎は、伝統的な釣法である鮎の友釣りをルアーで行う釣りのこと。近年ルアーで鮎を釣るルアーマンが増えて、注目度が高まっている。本記事では、シーズン直前となるルアー鮎の魅力についてお届けしよう。
(アイキャッチ画像提供:DUO)
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縄張り意識が高い鮎の習性
鮎が主食にしているのは岩や石に付着したコケ。エサ場周辺を守り、縄張りに入ってきた他の鮎を威嚇して追い出そうする習性がある。夏が盛期の魚で、成魚は30cmを超える固体もいる。
この習性を利用した釣りが友釣りだ。この釣りは、生きたおとり鮎を泳がせて威嚇しに近づいてきた鮎を引っ掛けるというもの。このおとり鮎の代わりにルアーを使用するのが『ルアー鮎』釣りだ。
どのようなルアーなのか紹介していこう。
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「流鮎(ルアユ)110F」
ルアーで鮎を釣りたいルアーマンに向けて開発されたDUOの流鮎(ルアユ)。ボディ形状、カラーを野鮎にできる限り似せた造形に拘り誕生した。
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鮎に警戒心を与えないように、あまり動かないように作られており、リップは岩に当たった時に音がしないように樹脂製の軟らかい素材を使用している。
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重心固定でフローティングタイプ。全長が110mm、重量15g。カラーは煽り鮎、野鮎、塗り鮎の3色。
鮎ザオで使える「擬鮎120F」
擬鮎(ギアユ)120Fは、友釣り師が鮎ザオで親鮎確保に使用を目的に作られたDUOの鮎ルアー。急流で自身がキープしている鮎が入らないエリアでの使用も想定されて開発されている。
フローティングでリップレスタイプのため、使用時は必ずオモリを使用する。友釣り仕掛けをそのまま使用でき、チャラ瀬など流れが緩い場所での使用が効果的。重心固定、全長120mm、重量17.5g。カラーは煽り鮎、野鮎、塗り鮎の3色。
同タイプともカラー展開は、野鮎にできる限り近づけたリアルカラーを追求している。
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流鮎使用タックル
流鮎は鮎竿、ルアータックルはスピニング、ベイトどちらでもОK。ルアータックルは、トラウトロッドで7.6ft以上のライトクラス。あまり硬くない調子のもの。ラインの出し入れを頻繁に行うためベイトタックルが使いやすい。
リールサイズは、スピニングなら2000番クラス、ベイトリールならベイトフィネス系のものが推奨されている。
ラインはPEライン0.4~0.6号、リーダーは10~12ポンドで、フロロカーボンライン、ナイロンラインのどちらでもいい。ルアーとの接続部は、スナップを使用すると付け替えがスムーズだ。
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ハリの付け方
流鮎の後部の脂ビレには、チラシ針を繋ぐハリス止めが設置されている。ハリス止めの金属部分に通して繋ぐ。コツはハリスの両端をひっぱりハリス止めの溝に押し込む。ハリスが切られる時は、金属部に2回ハリスを通して強度を増す。
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