春のマイクロゲームを堪能すべく、滋賀県東近江市までいってきた。静かな風景のなかで、のんびり楽しめるマイクロゲームをお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)
春の嵐でいったん撤収
ここで急に、それまで優しかった春のそよ風が牙をむいた。開け放った車の窓から買い物袋が舞い上がり、そのまま水路の中へダイブ。メタルジグをキャストして無事に回収できたが、ここからはもう春の嵐。仕掛けが風に流されて釣りにならないのでいったん撤収。
ここでの釣果は小型のタイリクバラタナゴを主体に、アブラボテ10数匹と小ぶりのヤリタナゴが1匹の58匹だった。
2ヵ所目は20分ほどで退散
しばらく車を走らせ、前回見つけた小場所に移動。小さな水門が風を遮ってくれる予定だったが、いざサオを出してみれば水門の中から強烈な風がブロワーのように吹き付ける。オモリを追加して対処するが、アタリすらまともに取れない。
釣れる魚が在来種ばかりだったので20分ほど頑張ってみたが、さすがにもう限界。ヤリタナゴ1匹とアブラボテを6匹キャッチしたところで早々の終了となった。
後半は爆風になってしまったが、タナゴたちは確実に動き始めている。次の釣行時には、婚姻色をまとった美しい姿も楽しめるだろう。
静かな風景のなかでのんびり楽しむマイクロゲーム。一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志/TSURINEWS編>