夜の堤防ウキ釣りでアイナメに良型カサゴ手中に大満足【三重・四日市】

前回、三重県四日市の磯津で良型カサゴが釣れて気を良くしたので3月14日に再び出かけると、今度はなんとアイナメのいい型が釣れてくれた。

●三重県のリアルタイム天気＆風波情報

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・日比野昭光）

TSURINEWS編集部

2023年4月18日

船釣りエサ釣り

ウキ釣りで根魚を狙う

この日の潮は大潮で満潮が午後8時。いつものように桑名のフィッシング遊でエサのアオイソメを購入。四日市市街を越え、鈴鹿川を渡って磯津漁港に着いたのは午後9時。ここは夜も電灯があるので安心だ。小突堤へ向かい、堤防の先端付近で釣りを始めた。

タックルは磯ザオ3.6m、中型スピニングリール、ナイロンライン3号。ウキ止め糸を付け、ウキはケミホタル仕様の1号、オモリ1号、ハリスはナイロン2号1ヒロ、ハリはチヌ3号。

根魚狙いのタックル図（作図：週刊つりニュース中部版APC・日比野昭光）

ここのタナは1ヒロ半。タナを深くし過ぎると敷石に絡んでしまうので、これくらいの深さがいいと思う。場所の雰囲気は、手前は敷石が2mほど積んであり、その先は落ち込んでいて干潮時の水深は3mほどだ。

良型カサゴ＆高級魚アイナメ登場

30分たってもエサも取られない。「ああ～今日はあかんかぁ」とチョイ投げ用の2本目の準備をしていると、ウキがシモった。しかもシモったままで浮いてこない。すかさずウキ仕掛けのサオを取ってコンとアワセを入れると、グイグイっと心地いい引きが伝わってきた。いい感じや。上がってきたのは丸々と太った抱卵のでっかいカサゴ。

これに気を良くして続けると、再びウキがシモってケミホタルが海中に沈んだ。ヒットだ。多少の抵抗はあったが、スルスルとリールを巻いていると暗闇の中からカサゴとは少し違う長細い姿。セイゴかと思ったが、それにしては引きが違うしキラッと光らない。

タモに入れてヘッドライトで魚を見て驚いた。アイナメだ。しかも良型。感動だね。最近はめったに見ることができなくなった高級魚アイナメ。さぞおいしいだろう。