いまではマイボート釣行がメインの筆者ですが、船舶免許を取得してすぐのころはレンタルボートサービスをよく利用していました。約2年契約してよかったことや残念なことを、包み隠さずにお伝えしますので参考にしてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター岸本真彦)
レンタルボート利用のメリット
船舶免許を取得して、真っ先に目に入るのが大手レンタルボートサービスだと思います。このレンタルボートサービスは、日本全国のマリーナで借りることができて、リーズナブルな料金でいろいろなボートが楽しめる、最高のレンタルボートサービスです。
筆者の場合は、会社の仲間といくことが多いので親睦も深まりました。また、船上で仕事のミーティングなんかもしました。海の上だと、また違うアイディアが浮かんだりして仕事もはかどりました。
レンタルボートはいつでも綺麗
レンタルボートはいつもピカピカで、最新式の魚探が備え付けられていて文句のないボートでした。筆者が借りたボートには、苔なども一切無かったです。
時間の設定が自由
自分のペースで自由に釣りができ、釣りものも自由なのでいろいろ試せます。朝の時間を遅らせたり、また午前中だけ時間が空いたりしたら乗ろうなんてこともありました。
レンタルボート利用のデメリット
やはり費用については、デメリットと感じる方が多いのではないでしょうか。
入会費、月会費、燃料費、レンタル費、マリーナ使用料などが掛かるところもあります。なかでも一番ソワソワするのがキャンセル費用です。下記でお伝えいたします。
キャンセル費用がかかる
出航2日前の夕方5時以降からキャンセル料が発生します。マリーナ側の判断以外は基本キャンセル料が発生します。現在はたしか利用料の50%が必要だったと思います。
2万円のボートですと1万円掛かってしまいます。これはなかなかな費用です。
そのため、釣行の2日前には、かなり頻繁に天気予報をチェックしていました。これもなかなかしんどかったです。
入会当初は、マリーナに当日の天候を聞いてからアドバイスをもらい、そして出港の可否を決めていました。
予約が取りづらい
筆者が入会した時期は、コロナ禍前で予約も取りやすかったのですが、コロナ禍になると外遊びの需要が増え、釣りの人気も高まり、予約を取りづらくなりました。
さらに、予約は基本2枠しか取れないので、なかなかスケジュールが合わないことが多かったです。
予約は1ヶ月前から可能なので、この日の予約は絶対に取りたいと思う日の夜十二時にパソコンの前でスタンバイしていました。でも、取り忘れた日の朝にはすでに予約が埋まっていました・・。
利用しなくなったワケ
筆者が、レンタルボートの利用をやめた理由は、マイボートを手に入れたからです。
マイボートを手にして思ったのは、保管やメンテナンスなどいろいろとお金がかかるんだなと思いました。
マイボートを持つのはなかなかハードルが高いので、船舶免許を取得したらレンタルボートを利用することで、ボートライフの充実度が上がることはまちがいなしです。レンタルボートの予約はたしかに取りづらいですが、全体を見るととてもお得です。
また、レンタルボートは絶対にベイフィッシャーがオススメです。デッキも低いし、なにより利用料金が安いことは最大のメリットです。ぜひ皆さんもレンタルボートで大海原へ。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>