アジング釣行で29.5cm頭に良型アジにカマスがフィーバー【佐賀・馬渡島】

アジング釣行で29.5cm頭に良型アジにカマスがフィーバー【佐賀・馬渡島】

1月21日、本来は大分方面にクロを狙ったフカセ釣りに行くようにしていたが、急きょ中止に。でもどこかに釣りに行きたい虫が治まらず、ライトゲームの友だちを誘い、足を延ばして佐賀県の馬渡(まだら)島にアジングに出掛けた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・鶴原修)

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馬渡島でデイアジング釣行

午前8時20分の呼子発の1便に乗り込む。初のアジングで訪れる馬渡島、どこで釣っていいのかと島に到着後、清掃代金200円を払った後、こっそり常連っぽいアジンガーの釣り人が行く堤防について行った。

すると足元にカマスやアジの群れがものすごい数が確認できる。ただ常連の釣り人の近くに入ることができなかったので、ちょっと離れた船と船の間で2人がサオが出せる場所でアジングを開始。

朝は浮いているかなといつもやっている近場の漁港や宗像の大島よりはるかに水深が深そうだが、とりあえず1gのタングステンジグヘッドに、アジにワームをいち早く見つけてもらえるようにシラスビーム(オーロラシラス)の2.8インチからスタート。

すると1投目にしてアタリがあり、24cmクラスのアジがヒット。2投目もアタり、同クラスがヒットしてくる。やはりアジは浮いていた。

アジング釣行で29.5cm頭に良型アジにカマスがフィーバー【佐賀・馬渡島】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・鶴原修)

アジとカマスが連発

キャスト後、5カウントフリーで落とし、そこから余分なラインを巻き取ってカーブフォールをかけているとアタリが連発。

ただたまに中層付近でチョンチョンとアクションを入れると多分食ってくるのがカマスで、今回エステルラインが1ポンド(0.2号)、リーダーが0.6号とちょっと細めなので35cmクラスのカマスだとジグヘッドごとのまれてしまい、歯でいとも簡単に切られてしまう。そのため、できるだけアクションを入れずにスローな誘いでアジを狙う。

アジング釣行で29.5cm頭に良型アジにカマスがフィーバー【佐賀・馬渡島】カマスもヒットしてきた(提供:週刊つりニュース西部版 APC・鶴原修)

29.5cmの良型アジがヒット

2時間くらい入れ食いは続いたが、お昼近くになり太陽もだんだんと上ると、足元にあった堤防の影も次第に短くなりアジの活性もダウン。アジの食ってくるレンジも下がって底近くでアタリが出るが、ハリに掛からないこともしばしば。

ならば落とすのに時間がかかるがジグヘッドを0.6gにサイズダウンさせ、ワームも2インチにして足元の影を中心に狙う。5mくらいちょい投げをし、そこからフリーで20カウント落とし、ラインを張りながら足元の影を探る。

すると小さなアタリだったが当日一番の引き味と重量感がロッドに乗った。慎重にドラグを滑らしながらやり取りをするとデカいアジの姿が…

「ラインが細いけん、抜き上げれるやか?」とちょっと心配になったが勢いで「えいっ」見事ぶり上げに成功。泣き尺の29.5cmだったが、デイアジングでヒットしたことに超満足。

アジング釣行で29.5cm頭に良型アジにカマスがフィーバー【佐賀・馬渡島】キープした本日最大の29.5cmアジ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・鶴原修)

納竿までアタリが続く

その後も35cmオーバーのサバもぶり上げ、ラインの強度を確認。

やがて豆アジが入ってきて、今回キーパーの23cm以上はたまにヒットする程度になったが、フェリー最終便の午後3時45分に乗り込むまで一日デイアジングを楽しむことができ、初の馬渡島アジングだったが友だちも大満足したようだった。でも私としては磯にクロ狙いで行きたかったな~と思いながら帰路に就いた。

<週刊つりニュース西部版 APC・鶴原修/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
馬渡島
この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年2月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。