第1回山本太郎オンラインチヌ釣りスキルアップサロン実釣教室が開催

第1回山本太郎オンラインチヌ釣りスキルアップサロン実釣教室が開催

1月14日、三重県・紀北町白石湖のロッジ山水のイカダ&カセで、『第1回山本太郎オンラインチヌ釣りスキルアップサロン実釣教室』が開催された。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

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海釣り施設 イカダ&カセ

本命クロダイ37cm登場

午後1時48分、湾奥向きに釣り座を構えた会員に本命らしきアタリ。アワセも決まり無事取り込んだのは、やや小型のクロダイ37cm。「ボラのダンゴアタリが出た後、インターバル3分でヒットしました。エサはサナギの2個掛けでした」とうれしそうに言う。

第1回山本太郎オンラインチヌ釣りスキルアップサロン実釣教室が開催指導風景(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

その後もボラのダンゴアタリは出るが、小型のキビレやヘダイばかりで本命ゲットまでには至らない。それでも全員ダンゴの打ち返しペースを崩さず集中したが、ゴールデンタイムとなるはずの午後3時から納竿5時まで逆にボラの活性は下降気味となり、残念ながら2匹目のクロダイの姿を見ることはなかった。

第1回山本太郎オンラインチヌ釣りスキルアップサロン実釣教室が開催指導風景(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

太郎さんに一日の感想を聞く。

「今日は1回目の実釣教室、1回でいろいろなことを学ぶことは難しいですが、重要なのは釣り場によって自分がどういった組み立てをし、どうやって攻めるかということ。白石湖の場合、朝イチから本命がくることは少ないので、まずはキビレを狙い、太陽が昇ってからダンゴ釣りに切り替え、いかにボラを寄せるか、また寄ったボラをいかにサオ下にとどめるが最大のポイント。さらにエサの絞り込みも重要です。今日は完全にサナギでしたね」

参加者の声

最後に、教室に参加した感想を紹介しよう。

「普段モーニングは落とし込みでサオ下中心に探っていましたが、今日のように長時間、広角で狙うということが勉強になりました」

「今までは自分なりの釣りの組み立てを行ってきましたが、状況に合った攻め方が重要ということが勉強になりました」

「今日は残念な結果でしたが、こうやって皆と一緒に勉強してスキルアップを目指したい」

「今日はモーニングでの広角狙いとか初めて体験することばかりで、釣りの引き出しが増えたと実感。今度違う釣り場でぜひ試してみたいです」

「カカリ釣りの経験が少ないですが、今後どんどん釣りの引き出しを増やしたいと思います」

「今までは釣友に教えてもらった事だけを実践してきましたが、今日は釣り方も全然違うことが分かったので、次もぜひ参加したいと思います」

「今日はなんとか1匹本命を仕留めることができましたが、モーニングの攻め方に関しては初めての体験で、今後ほかの釣り場でも試したいと思います」

「広角のモーニング釣法を教えていただきましたが勉強になりました。他の釣り場でも早速試してみたいです」

それぞれカカリ釣りを始めた時期も場所も理由も違う。もちろん経験値も考え方もいろいろだ。今回の実釣教室により、それぞれが何かを得て少しずつスキルアップする。これこそがまさにこのサロンの本筋なのだと感じた。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
ロッジ山水
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。