尾長42cmも登場
沖から足元までシマアジだらけでうれしいのだがクロが釣りたくなり、それまでのナギだったA点(下図参照)から、サラシが沖に出る場所B点に釣座を構えた。ウキ下3ヒロのところにウキ止めイトを結び半遊動仕掛けにする。ウキを際攻5Bに替えてガン玉G2の5段打ち。ウキからハリまで垂直に立てて磯ギワを狙う。ハリは凄腕グレ尾長の7号とした。
サラシの払い出しの先と沖の潮目に先打ちまきエサを多めに入れ、シマアジとエサ取りを沖に出す。磯ギワのサラシの付け根で海面が上昇した時、まきエサを1杯だけ入れる。海面が下がる時に海水がまきエサを拡散しながら、真下にまきエサを引きずり込む。
小さなエサ取りは泳ぐ力が弱く、サラシに跳ね返されて中には入ってこられないが、大きなイスズミは入ることができる。そのようにして狙っていると、イスズミ3尾に尾長(オナガ)グロ1尾の割合で釣れた。
魚が掛かったら仕掛けの強度を信じ、強気にやり取りした。終わってみると、シマアジ32cmまでを32尾、尾長42cmまでを5尾釣ることができて楽しめた。
<週刊つりニュース西部版APC・新増初生/TSURINEWS編>
沖磯・夫婦川
出船場所:船間漁港