秋の荒食い、いわゆる秋爆の季節がいよいよ始まった。このドラスティックで官能的な季節は、誰でもシーバスを手にできると思われがちだが、これは少し違う。確かにシーバス釣りを始めるにはいい季節だが、攻略には少しコツがいる。今回は60cm超がコンスタントに狙える、そんな秋爆攻略を実釣を交えてご紹介したい。もちろん陸っぱりからだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
ナイトゲームへ突入
もっとキャッチできていたなと思うと、ナイトゲームをやらないわけにはいかない?そこでナイトゲームに突入した。下流の橋脚下をデイゲームでさんざんたたいたので、ナイトゲームは上流の橋の下を攻めることにした。
ここは、通学路にもなっている普通の小さい橋で、下流の橋と比べると高さもある。が、外灯の明かりがいい感じなので明暗狙いが成立する。さっそく明暗付近の暗がりでハデなボイルが起こる。ここもかなり浅いが、お構いなしにシーバスがいるようだ。
64cmシーバス登場
ここでも7cm前後のフローティングミノーが活躍する。潜らせないように竿を立てて水面直下をブリブリ引くと、これまた強烈なアタリが!すかさずアワせると、今までにないパワー感が!このやりとりを一度味わったらシーバスフィッシングはやめられない。そんな瞬間だ。何とか上げたのは、64cmの丸々太ったシーバスだった。これなら満足だ。
56cmも追加
その後、帰り際にトドメの56cmを釣り上げ、大満足の釣行となった。浅い場所、流れない潮、これだけのタフコンディションでもしっかり釣れるからシーバスフィッシングは面白い。そんな釣行であった。
フローティングミノーがオススメ
今回の釣行のように、秋は陸っぱりからでも数、型ともに狙えるのが魅力。秋のシーバスの攻略法はいくつかあるが、最も大切なのはベイトの存在ではないだろうか?この時期のシーバスはアクティブなので、活発に泳ぎ回るベイトに好反応。そして、ルアーもブリブリと泳ぐ存在感のあるものが1番。
おすすめはフローティングミノー。サイズも7cm前後のハイピッチで動くものがいい。これなら初心者でも投げやすいし、手元に伝わるブリブリ感も楽しい。潜っても1m前後のものなら、竿を立てれば水面直下も引ける。まさに秋のシーバスを釣るためのファイナルウェポン。フローティングミノーを巧みに操り、秋のグッドコンディションのシーバスを、しっかりゲットしよう!
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>