秋になり東北の紅葉も段々と色付いてきています。紅葉が始まるといよいよ東北のロックフィッシュシーズンが到来!ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい!東北磯ロックゲームを存分に堪能するためのポイントと注意点について解説していきます。
安全装備は必須!
磯場は足場が悪く歩きづらい場所がほとんどです。濡れている場所は滑ったりして転倒し怪我をしてしまう事もあります。
外海に面している磯では、ベタ凪の状況でも大きなウネリがたまにやってくることもあるため、釣行の際には常に危険と隣り合わせだという事を認識しなければなりません。
私自身も釣りをしている際に急に大きいウネリがやってきて非常に怖い思いをしたことがあるので、海の状況は刻々と変わってる事も念頭に置いておかなければいけないと自然に教えてもらいました。
スパイクシューズ
しっかりとスパイクピンが残っているものを履き、もしスパイクピンがすり減ってる状態であれば新しいスパイクシューズに買い替えるか、ピンを新しいものに交換するなどしっかりとメンテナンスをしたシューズを履くようにしましょう。そうしないと滑って転倒し骨折してしまうリスクもあるので、スパイクシューズは必須です。
ライフジャケット
これは万が一海に落ちてしまった場合でも体が浮くようにするためであり、とても大事な装備となります。オススメはゲームベストタイプが良いでしょう。
船で使用しているようなライフジャケットは膨らみますが、磯場は鋭利な岩がほとんどですのでそれでは切れてしまい浮遊力がなくなるため大変危険です。
熊対策は必須!
なによりも熊鈴や熊撃退スプレーは欠かせません。
東北の磯に行くためには長い山道を歩かなければなりませんが、そこには熊も多く住んでおり場所によってはツメ跡などや糞もあったりと、常に熊に会うリスクもあります。
会ってからでは遅いのでこちらの存在を先に熊に知らせることが大事です。そのための装備は必ず持ち歩きましょう。
自分の身は自分で守り、他者に迷惑をかけないようにするためにもしっかりとした安全装備で磯ロックを楽しんで下さい。
パワータックルが必須!
東北のリアス式海岸は切り立った崖、地形の変化に富んでいるため、東北磯ロックではパワータックルが必然となってきます。
バイトがあった途端に根に潜ろうとするロックフィッシュを、フッキングと同時に根から引き離し主導権を魚に握らせないようにする必要があるためです。
バイトがあったら一気にフルパワーフッキングをしてロッドのパワーを活かしながらゴリ巻きが必須です。
負けまいと必死に抵抗して根に潜ろうとするロックフィッシュ、そしてそれに負けまいと引き離そうとする人間と魚との一騎打ち。
この強引なファイトがロックフィッシュアングラーがどハマりする磯ロックの魅力です。