女心と秋の空の言葉通り、陸上のお天気に反して海上では強風、波やウネリの高い日には出船取止めの日が多い。そんななか無風曇天の10月31日、三重県鳥羽市小浜の丸安丸船長のお誘いでタイラバ釣行したので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
巨ブリはバラシ
この日沈黙を続けていた山口さんが大きくサオを曲げて、ポンピングしている。青物に違いないが、半端なく大物であるのが分かって全員がタイラバを回収して、取り込みに備えた。
長時間の格闘の末、水面近くで右舷左舷と逃げ回る。優に12kgを超えるブリの巨体が見えて、タモ入れの直前に船底を反対舷に潜られ惜しくも取り逃がしてしまった。
前日の釣行ではカンパチ(シオ)も上がっているので、探るレンジは12~15m上まで巻き上げるようにしている。
ラストはサバフグで納竿
終盤アオハタ、イトヨリダイを含め、塩焼きサイズを追加。波とウネリが出始めて移動。
再び菅島水道でラストチャンスのドラマに期待したが、私にサバフグが釣れただけで納竿した。
小ダイが多く良型から遠ざかっていた船長もご機嫌な釣行であった。
<週刊つりニュース中部版APC・出口和弘/TSURINEWS編>