山陰エギング釣行で胴長24.5cmアオリ手中 スレていない個体探すのが肝

山陰エギング釣行で胴長24.5cmアオリ手中 スレていない個体探すのが肝

前回のエギングでいい思いをし、味をしめた私は再び山陰エリアのエギング釣行に向かった。今回はエギングの定番の港と竿抜けポイントを探して地磯でも竿を出した。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)

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Wataru_Nagai

はじめまして。釣りの守備範囲は金魚から大型青物まで!大学では海洋生物を専攻していたので多角的な分析もしたいと思います。

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エギング&イカメタル ソルトルアー

港内はスレたイカばかり

釣り場について、まずは港内の少し前まではよく釣れていた所や釣れそうな所を攻めるも、反応は皆無。ぐるっと港内を一周し、常夜灯周りに見えイカを発見!観察していると豆アジと思われるベイトにアタックしている様子。これなら釣れそうだねとエギを見せると、スゥーーっと引いていく。かなりのスレ具合のようだ。このわずかな期間でだいぶ叩かれたのであろう。

なんとか捻り出そうとあの手この手で試すもチェイスさせるのが精一杯。粘る場面ではないと判断し堤防の沖側に移動。回遊個体を仕留める算段だ。

堤防先端へ移動

先端付近には先行者が2人おり、話を聞くと港内では同じくダメだったようで回遊狙いで先端にきたそうだ。

秋イカでは2.5~3号クラスのエギを使う人が多いが回遊個体はやる気があるのが多いためか、大きいエギでしっかり存在をアピールしつつ、より広範囲を探るほうが何かとよかったりする。と、勝手に思っているため3.5号でスタート。30分ほどやるも流石になかなか簡単には釣れてくれない。

エギ変更で胴長24.5cmアオリイカ

エギのローテーションタイミングで少し気になりチラッと足元の海面を照らすと、港内にいたようなサイズの豆アジ群れが丁度通過中だ。そこでなんとなくベイトサイズに近い2.5号のエギにかえてみると、1投目のフォール中にヒット!ジリッジリッとイカの動きに合わせてスプールが回転。これはなかなかのサイズかも?と思い慎重に寄せに掛かる。

水面にイカがぼんやり見えてきたところで目を凝らすと、どうも触腕一本にしかカンナが刺さっていなさそうだ。ここではバラせないぞ!と思いズリ上げられる所まで移動し、無事キャッチ!胴長24.5cmの本命アオリイカ。この時期なら充分いいサイズだ。

きっと群れでもう2、3杯周囲に潜んでるはずと思いすぐに再開するが、以降は不発。豆アジの群れは港内方向に泳いで行っていたのもあり、日の出前にもう一度常夜灯を打つことに。

山陰エギング釣行で胴長24.5cmアオリ手中 スレていない個体探すのが肝胴長24.5cmのアオリイカ(提供:TSURINEWSライター永井航)

日の出前にもう一杯追加

予想していた通り常夜灯に集まっていた豆アジの群れ。活性も上がるはずと信じエギを投下!何投かしていると強烈なアタリ!暴れる強さや波紋を見る限り70cm程度はありそうなシーバスだ。1~2分やりとりしたがエラ洗いでフックアウト。エギでは丸呑みでもされないと分が悪いから、獲れればラッキー程度だろう。

日の出直前になり風が吹いてきたので風を背になるようにキャスト。3号エギでも少し上気味に投げて風に乗せると面白いように飛ぶ!一気に竿抜けポイントまで飛んだのでじっくりステイで待っているとヒット!こちらは小さいためリリース。

いつのまにか明るくなったため、更なる竿抜けポイントを目指して大きく場所移動。

山陰エギング釣行で胴長24.5cmアオリ手中 スレていない個体探すのが肝港内でキャッチしたアオリイカ(提供:TSURINEWSライター永井航)

次のページで地磯へ移動してアオリイカ連発の模様をリポート!!