『虫エサ』の代表的な刺し方3選 出来る出来ないで釣果に大きな差も!

『虫エサ』の代表的な刺し方3選 出来る出来ないで釣果に大きな差も!

秋も深まってくると関西圏の投げ釣りでは、乗っ込みガレイに落ちギスと、夏と冬を代表する2大魚種が同時に楽しめる。両魚種に共通して使うエサはアオイソメやマムシなどの虫エサ。今回はハリへのエサ付け方法を紹介しよう。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

tsurinews編集部関西

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虫エサの種類

虫エサとひと口に言ってもその種類は多く、例えばカレイ狙いならマムシ(ホンムシ、イワムシ)やアオイソメ、コガネムシなどが主流となり、キスならアオイソメ、イシゴカイなどをメインとして使う。

同じ虫エサでも太さや長さなどがかなり違う事もあるし、種類によって、そのニオイやエキスで誘うのを得意とする虫エサや、動きでアピールするものもある。

アピール方法はニオイと動き

大別してみるとニオイやエキスで誘う虫エサの代表格がマムシである。マムシは太くて動きこそあまりないが、カレイを始め、大物が好んで食いにくるエサとして知られている。

この時期に多いエサ取りであるカワハギやチャリコ、その他のフグ類なども好むため、激しいエサ取りにさらされるのだが、アオイソメやイシゴカイなどに比べると非常に硬く太い分、多少はエサ取りに強いと言える。

動きでアピールする代表格と言えばイシゴカイとアオイソメである。細くて動きが派手なので、小魚にも見つかりやすい反面、本命のカレイやキスなどにもアピール力は高い。

細くてやや軟らかい分、食い込みがよくカレイやキスのようなエサを吸い込むような食べ方をする魚なら、うどんやラーメンをすするかのように素早く簡単に食べてくれる。

吸い込みを妨害しないことが重要

実は「エサを吸い込むように食べる」と言うのが虫エサ使いのキーワードである。つまり、しっかりと確実にエサを食わせようとすれば、吸い込むのを妨害してはいけないのだ。

では、どうするか。虫エサの刺し方の基本理念は「ハリの軸に対して真っ直ぐに刺す」である。具体的に言うとカレイやキス用のハリは軸が長いタイプが多用される。これも幅があるよりも長いハリを使う事で魚が吸い込みやすくなっている。

この軸にエサを通してハリ先を外へ出す事によって虫エサを真っ直ぐに刺せる。オキアミなどを刺す時のようにハリの形状に沿って、全てを隠すように刺す必要はない。ハリの形状に合わせて全体に丸く付けると、それこそ吸い込むのを妨害する事になるからである。

『虫エサ』の代表的な刺し方3選 出来る出来ないで釣果に大きな差も!基本は真っ直ぐに刺す(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

その基本を守りつつ次のステップは、動きでアピールする虫エサと、ニオイでアピールする虫エサの刺し方の違いについて。基本的にはカレイ狙いとキス狙いで考え方を分ける人も多いようだ。

キス用に特化した刺し方

カレイが徐々にエサへ近寄ってきて、その場でパクッと食べるのとは違い、キスの場合は群れで海底よりも少し上の層を泳ぎ回り、エサを見つけると素早く寄ってきて吸い込んでは、再び泳ぎ回る。

何よりもキスは口が細く小さいので。カレイに比べるとキス用のエサの方がより吸い込みやすくする工夫が要る。キスは釣り方として手持ちの竿で引きずる事もあれば、竿受けに置いてアタリを待つ釣りもある。

手持ち竿での釣り

手持ち竿でキスを狙う場合は、吸い込まれやすい小さくて軟らかいエサを多用する。その代表格がイシゴカイやアオイソメ。中でも細い個体をチョイスする事が多い。

夏場にキスの数釣りをする場合は、虫エサも食いやすいように1cmほどにカットして付けるが、秋のキスはサイズがいいので、イシゴカイやアオイソメの場合は頭をカットせず3、4cmの長さで、軸に真っ直ぐに刺すといい。小型種のイシゴカイなら1匹掛けで使う事が多くなる。

『虫エサ』の代表的な刺し方3選 出来る出来ないで釣果に大きな差も!イシゴカイの1匹刺し(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

置き竿での釣り

後者の置き竿での釣りは、良型、大型キスを狙ってじっくりと釣る場合によく用いられる。特に夜のキス狙いでは定番の釣り。この場合は大きめのハリを使って、少しでも大きなキスを確実に釣り上げたいので、考え方はカレイ狙いと同様にどっしり構えればいい。

エサもカレイ狙いに使用するマムシの1匹掛けも使えば、アオイソメも使うがキスが特別大きい時(30cm以上がターゲット)以外は房掛けよりも1匹掛けや少しカットしての使用がほとんどだ。

いずれにしてもアオイソメやイシゴカイの場合は、動きでアピールしたいので、ハリよりエサが出た部分(タラシと言う)を少し長めに取ってみよう。

次のページで虫エサエサの刺し方3選を紹介

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