新潟県上越の糸魚川方面にエギング釣行に出かけた筆者。アオリイカ6杯をキャッチすることができたが、想像以上にイカの成長速度が早く、想定していた釣り方がハマらなかった模様。反省点も交えて当日のエギングゲームをお届け。
(アイキャッチ画像提供:藤岡和貴)
小型アオリイカの登場
釣りを開始して数時間は何も変化なく過ぎていったが、ついにアオリイカのアタリがあった。もぞもぞとした感覚がテイップに伝わる。大きさはエギサイズだが、嬉しい1杯目だ。友人は胴長20cmほどの大きいアオリイカを釣り上げていた。聞くとエギは3号を使用しており、遠投して誘い上げたという。
最終釣果と反省点
アオリイカの期待とは裏腹に今回の釣果は友人と合わせて6杯と満足いく結果ではなかった。シーズン初旬の新子のアオリイカであれば捕食と好奇心からアタックが多いのだが、成長したアオリイカはエギに見向きもしない。特にサイズが大きい物ほど警戒心が高いようだ。
反省点
まずはアオリイカの成長に対し、自身の対応力が伴っていなかったことだ。シーズンの初旬は好奇心旺盛なアオリイカはサイトフィッシングでも簡単に釣れる場合が多く、足元でも何度もアタックしてくることも多いが、成長したアオリイカはエギには興味はなく優雅に泳いでいる。サイトフィッシングという手法をひとつ失ったことだ。
そして2つ目の反省点が、アオリイカは成長とともに深場に向かうため、遠投が必要だったこと。2.5号のエギでは軽くて飛距離が伴わない。またエギが軽いためボトムを狙うまでに時間がかかったのではないか。エギの沈む時間が遅いためアオリイカの層を狙えず誘ってしまった可能性が高い。3号以上のエギを用意しておく必要性を感じた。
以上の2点を今回の反省点とし、次回の釣行に活かし結果を出したいと筆者は決意した。
<藤岡和貴/TSURINEWSライター>
糸魚川