外房のコマセハナダイ(正式名チダイ)が好調との知らせが舞い込み、早速出かけてみることに。途中入れ食いタイムもあり、久々に爆釣を堪能!大満足の釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
入れ食いタイム到来
渋い釣りが続き、船はこの日2回目の小移動。船長のアナウンスで仕掛けを下ろすと、いきなり竿がグングン!軽くアワセを入れガッツリ針掛りしたことを確信し、ゆっくり仕掛けがタナを通過するようにリールを巻くと、更なる重量感が伝わります。
思惑通りハナダイダブル!ここからの釣りは「食わせる」から「ちょっとの我慢と手返し」にシフト。シャクリはいい加減でも、ダブルトリプル連発タイムとなりました!
小型が中心
ただし、数を重ねていくうちに「一定の法則」に気づきます。それは指示ダナ最深部では100%小型しか食ってこないこと。上のタナでアタれば100%良型とは限らないのですが、確率は高いことがわかってきたのです。しかしながら、あまり上のタナを狙うとソーダガツオに捕まって、ハリス切られたり、マツったり。タナの上げすぎもちょっとリスキー(汗)。
タナ意識して25cm超え狙い撃ち
ウネリが収まらない中での入れ食いタイムはしばらく続き、慎重にPEラインの色を見ながらタナを探り、数を重ねていきます。
型は大型中心、とはいかないまでも、狭い上のタナさえおさえれば25cmオーバーが高確率でヒット。「釣れている時こそタナ取りは重要」を実感!
終盤は1本針で
10時を過ぎた辺りから徐々に魚の活性は下がりだし、少々シビアな釣りに。今度は静止時間長めはダメで、鋭くシャクって静止3秒の繰り返しでアタリを出していきます。そして「一抹の不安」もこの辺りから。この時、正確な数を把握してはいないのですが、恐らく魚の数は40匹に迫っていて、もはや下処理に相当な時間を要するパターン(汗)。
そんなことを考え油断していると、浅いタナでソーダガツオがヒットし、この日4つ目の仕掛けをロスト。船長に声をかけて新しい仕掛けを調達しても良かったのですが、自分の置かれた状況を考慮し、即席で3m1本針仕掛けを作成。残りの時間をこれでやり過ごすことに。
結果、まったりペースでポツポツ数を重ねるとともに、嬉しいゲストのイシガキダイと32cmのマダイも確保。十二分に満足した所で11時半の終了時刻を迎えました。