今回は時折雨の降る天気だったので、とにかく「何かしら釣ろう」と、私が一番自信のあるロックフィッシュを狙うことにしました。海底付近におり、回遊範囲の狭いロックフィッシュは的が絞りやすく、活性の上がりやすい秋口は数釣りが楽しめるシーズンです。この日の釣果もオオモンハタが10匹以上釣れて、楽しむことができました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター金子賢太)
工夫したポイント
今回釣れたオオモンハタは、ロックフィッシュの中でもとても遊泳力にたけており、スイミングアクション(魚が泳ぐようなアクション)に特に好反応を示します。大きくなると50cmを超えますが、湾奥や港内で30cmを超える個体は珍しいです。今回の釣りは、広い場所と逆に狭い場所、両極端なポイントで行いました。
大場所の攻略法
まず、広い場所では、一投一投全てを丁寧に探っていては時間がかかってしまいます。そこで広範囲を短時間に探るためにその水深に対して重めのジグヘッドを使用し、それでもついてこられるような高活性な個体のみを狙う作戦を取りました。
小場所の攻略法
逆に狭い場所では、水深に対しても軽めのジグヘッドを使用することで、じっくり時間をかけて、活性の低い個体も狙う作戦をとりました。
最終釣果
結果的に、4投連続ヒットもあり、釣り場から釣り場への移動時間を含めても2時間以内でオオモンハタ20~25cmを11匹、エソ1匹と、個人的には作戦も功を奏したと思っています。
今回はお持ち帰りサイズは釣れませんでしたが、大いに楽しめました。次回はそろそろお持ち帰りサイズを釣って、食べるところまでを楽しみたいものです。
<金子賢太/TSURINEWSライター>
宮崎県延岡市北浦町の港