マイカー釣行で釣りを終えたら、「せっかく車で出かけたのだから、足を延ばして出かけたい場所」がある。それが「ホームセンター」と「作業現場用品店」。一見、釣りと関係無さそうな場所のように思えるが、実は釣行直後だからこそ、立ち寄ったら思わぬ発見があるかもしれないという話をご覧あれ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)
「作業現場用品店」も立ち寄る価値あり
ホームセンター以外にも、アウトドア用品にも進出した「作業現場用品店」の品揃えも侮れない。工事現場や警備など作業員向けのノウハウが生かされた専門用品が、実は釣り人にとっても使いやすい・有難い掘り出し物にもなりうるのだ。
衣料品では、釣具店では定番のM・Lサイズまでで上下セットでないと品揃えが少ない防寒具が、作業用品店では3Lサイズでポケットの数も多い防寒ズボンが売られている。綿パン・デニムズボンも同様の品揃えがある。レインコートの品揃えも豊富で、軍手は消耗品扱いで、まとめ買いするならホームセンターよりも安い。
私の実体験で見つけた掘り出し物は、本来は作業用品の落下防止が目的の伸縮ロープと、雨の日などで足元が滑りやすい現場での転倒防止が目的の廉価シューズだ。
伸縮ロープは釣り竿の落下防止の尻手ロープや、風の強い日に空バケツなどを繋いで飛散防止に重宝している。廉価シューズは3000円程度の価格で、靴底の滑り止めの凹凸が細かく、防波堤やテトラなどを頻繁に上り下りし釣り歩く私にとっては、グリップが効いて足元の安全性を高めてくれる優れものになっている。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>