ボートロックゲームにおける【PEラインとリーダーの組み合わせ術】

ボートロックゲームにおける【PEラインとリーダーの組み合わせ術】

ボートロックゲームではラインセッティングが手返しやルアーの操作性に直結する。そこで今回はボートロックゲームに最適なラインセッティングについて解説する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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ソルトルアー オフショア

具体的なセッティング例

では具体的にどのようなPEラインとリーダーの組み合わせをすればいいか解説する。

PE2号+リーダー20lb

このセッティングはフリーリグやテキサスリグでアカハタを狙うときに使用している。PE1.5号とリーダー20lbで根掛かりしてもリーダーが残ることが多いが、PE2号にするとより確実。やや底取りがしにくいデメリットがあるが、重いシンカーを使用すれば問題なく底取りができる。実際PE2号にすることで、根掛かりでリーダーがなくなったことはほとんどない。

ボートロックゲームにおける【PEラインとリーダーの組み合わせ術】PEライン2号に20lb(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

PE1.2~1.5号+リーダー30lb

このセッティングはジグヘッドリグを使用して、スイミングパターンでオオモンハタを狙うときに効果的。PE1.2~1.5号は線形が細いため、潮の抵抗を受けにくい。PE1.2~1.5号にリーダー30lbだと根掛かりをするとほぼリーダーがなくなる。しかし、スイミングパターンでは根掛かりが少ないため、PE1.2~1.5号でも問題ない。

またPEの太さに関しては、深場で狙うときにはより底取り重視でPE1.2号、浅場で強引なやり取りがしやすいようにPE1.5号のように使い分けるのがおすすめだ。

ボートロックゲームにおける【PEラインとリーダーの組み合わせ術】PEライン1.5号に30lb(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

リーダーの素材も重要?

リーダーにはナイロンとフロロカーボンがあり、根掛かりをしたときにリーダーを失うか否かはこの素材によっても大きく異なると感じる。ナイロンリーダーで根掛かりをすると、リーダーが残っていることが多い。あくまでも筆者の経験から感じることなので、参考程度に留めてほしいが、PE1.5号+ナイロンリーダー30lbでもリーダーが残りやすい。そのため、リーダーを失いたくない場合にはナイロンリーダーをチョイスするのもおすすめだ。

<山下洋太/TSURINEWSライター>