ヒラマサや大ダイが高確率で釣れる【完全フカセ釣りってどんな釣り?】

ヒラマサや大ダイが高確率で釣れる【完全フカセ釣りってどんな釣り?】

鷹巣、三国の完全フカセ釣りと言えば、5月解禁の鷹巣沖のマダイ釣り、6月に解禁する玄達瀬のヒラマサ釣りが花形だが、秋も面白い釣りが楽しめる。今回、三国から鷹巣にかけての海域を舞台に、秋の完全フカセ釣りの魅力について紹介したい。

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仕立で楽しむメリット

細イト1本で大物と渡り合うスリル。ここぞという地点に仕掛けが到達すると、静寂を破ってイトが走りだすドキドキ感。憧れのヒラマサと高頻度で出会えるなど、完全フカセ釣りは魅力あふれるゲームだが、仕立便での釣りとなるため、費用がかかるというイメージがある。

しかし、よく精査してみるとそうでもない。鷹巣、三国エリアの完全フカセ仕立便の料金相場は、6時間の半日便で4人まで4万円台半ば。3~4人で釣行すれば、1人当たりの負担は1万1千~1万5千円。釣行1回当たりの料金は、大型魚を対象にした他の釣りの乗合便と同程度になるのだ。

ヒラマサや大ダイが高確率で釣れる【完全フカセ釣りってどんな釣り?】玄達瀬での釣果の一部(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

また、仕掛けはひと組700円程度で、よほどオマツリがひどいか大爆釣日でなければ、半日で3~4組も持参すれば足りる。万が一ハリスが傷つくなどしても、傷んだ場所次第では、傷ついた部分を切って補修することも可能だ。

エサは半日でオキアミ6ブロック(概ね8千円ほど)もあればOK。メンバーで割れば、1人当たりの負担は2~3千円だ。

以上のコストでプライベート空間が確保でき、ビギナーのアングラーは、船長の手厚いサポートを受けられることを勘案すると、決してハイコストでないことが分かるだろう。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年9月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。