8月20日、シーズン開幕直後の瀬戸内のイイダコ釣りの状況をみに、釣船中村屋へ行ってきた。イイダコ釣には最高の日を選んで釣行下が、釣果は10匹前後となかなか厳しい状況。今シーズンの不振を危惧する結果となった当日の釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)
釣果と今年の展望
開幕の状況から今シーズンを見通すと、今年のイイダコは数が少ないかもしれない。この日の釣果は、皆も10杯くらいずつで、10杯に届かない人もいた。誰でも簡単に釣れるイイダコだが、女性や子供にイイダコ釣りの楽しさを体験してもらうには、昨年に引き続きちょっと厳しい年になるかもしれない。しかし、穏やかな瀬戸内海での楽しみは、釣果以外にもいろいろあるので、自分なりの楽しみを見つけて瀬戸内海に繰り出してみてはいかがだろう?
船長は、「何が原因かはわからないが、底引きで一網打尽にすると、次の年は、イイダコがおらんようになる。漁師も残しながら漁をするようにしたらええのに。もう少し禁漁区を増やすのも手かな」。「30から40杯くらい釣れるようになるといいんだけど、もう少し調査して釣れだしたら連絡するわ」と話していた。船長に「他の魚種はなにがあるん?」と聞くと、「そりゃ、タイラバよ!ブリも釣れるし」とのことだ。
ということで、多くのイイダコをタコさん釣る道具の工夫や、誘いのテクニックの紹介は来年にします。
地球は僕らの遊び場だもの。釣りはやめられませんなあ。
<濱堀秀規/TSURINEWSライター>