8月14日は時間が取れたので、三重県津市の阿漕浦海岸に釣行した。当日の潮は大潮、満潮が午前7時5分、干潮が午後1時40分。日中は暑いので、早朝3時に起床して自宅を出発した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
阿漕浦海岸で投げキス釣り
8月の猛暑にもかかわらず、三重県の伊勢湾寄りのサーフではキスが順調に釣れている。7月には赤潮が発生して魚が大量に打ち上げられていたが、8月に入り海の状態は安定しているのか、魚が打ち上げられた情報は入ってこない。私も猛暑のなかキス釣りに足を運んでいるが、束釣りできる状況が続いている。
午前4時30分ごろに到着。8月は海水浴場が営業しているため、駐車場に到着すると、すでに多くの車が止まっていた。今回は友達数人との釣行。すでに1人は到着しており、しばらくするともう1人も到着した。
堤防道路から砂浜を見下ろすと、多くの釣り人がいる。駐車場に近いところは人が多いので、防潮堤の工事をしている方に釣り座を構えた。私は人混みを避けて矢板が入っている方に入る。このポイントは鉄板が太陽光で熱せられて暑くなるが、早朝の時間帯なら特に問題ないだろう。
大潮日で満潮が近いので、矢板の前は長い仕掛けを置いてキャストできそうにない。ハリ数を少なめにして、セーフティー投法ならできそうだ。
開始直後からヒット
まずは8本バリからスタート。1投目は4色(1色は25m)へ投入した。
風が弱いので、ほぼべたナギだ。探り始めると、すぐにアタリが出た。少し小さい。追い食いを狙って探りを繰り返すと、またすぐにアタリ。キスはいるが、型が小さい。海が静か過ぎるので良型は影を潜めているのか。0.5色残して仕掛けを回収すると、キスが4匹掛かってきた。少し飛距離が足りなかったか。
2投目は5色出し切りに投入。仕掛けが絡まないよう早めに探り始めると、4.5色近辺でアタリが出た。やはり少し小ぶり。3色残して回収すると4匹掛かってきた。
魚影特濃で10連も
やがて砂浜が少し広くなってきたので、ハリ数を14本に変更し、5色出し切りへ投入。仕掛けが長いので、絡まないようにオモリの着水と同時に仕掛けを手前に手繰り寄せてから探り始める。
4色半近辺で止めて少し待つと、サオ先にキスのアタリ。最初に掛かったキスを上手に泳がせて周辺にいるキスの追い食いを狙う。速さを調節しながら探ると、追加らしきキスのアタリ。2色残して回収すると、キスが8匹掛かってきた。
再度5色へ投入。仕掛けが落ち着くのを待つと、キスのアタリが出た。5色の中は魚影が少し薄い気がする。4色近辺に近づくとアタる間隔が短くなる。2色半ほど残して回収するとキス8連。あまり大きくないが、魚影は濃い。ただし、キスのいるレンジは狭いように感じた。
その後、潮が引いてくると波打ち際が広がりキャストしやすなった。フィールドが良くなれば自然と手返しも良くなり、10連も数回達成した。