8月2日、先日のチニング爆釣が忘れられず、夕マヅメの約1時間30分のみ熊本・天草の本渡港へチニングへ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
本渡港へチニング釣行
「最干潮間近だからな~すぐ潮がのぼってくるから注意しながらしないとな」天草全域はほぼ遠浅な地形なため干潮になると先まで行けるが、満潮になるとみるみるうちに潮が上がってきていきなり腰や胸辺りまで水がきて、流れも速いところもあるので油断は禁物。
準備を済ませ釣り開始。「そんなに濁ってないな、ナチュラルカラーで行こう」先発はイナッコカラー、クリアボディのためクリアな水や日中、チヌの警戒心が強い時などに効果絶大なカラー。進行方向に探りを入れていくが出ない。「潮はいい感じ、水深も問題ない、風?」行けるところまで行ったが、チヌからの反応がない。
「カラーを替えよう」イナッコからイワシに替える。イワシカラーは塗装がしてあるためクリアボディではなくシルエットがハッキリしているので水中に影が落ち表層を動くベイトを演出できる。しかし、反応なし。
チャートカラーに好反応
半信半疑で最近ハマりにハマってるチャートを装置して遠投。着水から余分なラインを巻き取ってワンアクション目、ジュバッジュバッ「カラーか!活性が低いとかいないわけじゃなかったんだ、ルアーの存在にすら気づかなかっただけか……チヌはカラー判別できるのね」。
だが風の影響でラインが横に持っていかれ食わせたいところでルアーが走ってミスバイト連発。潮が満ちてくるため自分に焦ることをしないように言い聞かせ少しずらして遠投。「もう追って来た。あの追い方は本チヌだ!」。
キチヌはどちらかというと下から突き上げ系、追って来ることも多々あるが出方が派手だ。本チヌはルアー後方から水面を盛り上げ、背ビレの出し方はおとなしめだ。引きはキチヌの方がパワフルで気性も荒い。本チヌは警戒心が強く、キチヌよりデカくなり60cmオーバーも夢ではない。
40cm超えチヌ&キチヌもヒット
「食ったけど風でラインが湾曲してる」この時にアワせてしまうとラインが湾曲してるのでアワセが決まらずバラシの原因になる。焦らずラインを巻き取りラインテンションがかかったらアワセを入れる巻きアワセが有効だ。
「乗った~」ジッジィイィー「お、意外と本チヌの割には引くな」最初の1尾目なので慎重に寄せてずり上げ。40cmオーバーの本チヌをゲット。
次を狙ってまた少しズラして探っているとジュバッジュバッ「キチヌだな、食え!」。ジュバッ「お~やっぱりキチヌの方が首振りも引きも鋭い」。無事にキャッチしたのは40cm近いキチヌ。
次を狙おうとしたが潮がのぼってきたため、このポイントを離れ、近くの町山口川河口に行ったがワンバイトのみで日没を迎えて帰路に就いた。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
本渡港