8月21日(日曜日)に、前回3匹キャッチした揖斐川で再びウナギを狙った。当日は、下げ潮から流れの緩む上げ潮に変わる時間に狙いを定めた。そしてアタリを逃さず貴重な1匹をキャッチ、忍耐の時間が報われた釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
揖斐川でウナギ釣り
8月21日、妻と一緒に前回3匹キャッチした揖斐川で再びウナギを狙った。前日の土曜日を考えていたが、雨天により河口付近は増水していると考えて21日に変更。日曜日の釣行は久しぶりだ。
自宅を午前11時に出発。途中で釣りエサ店に寄ったが、やはりカメジャコは入手できず、ドバミミズ一択の釣りとなった。
狙いは上げ潮
現地には午後4時に到着。今は下げ潮なので上流から下流への流れがきつく、枝などの異物が掛かりやすい。この状況が8時くらいまで続き、それ以降は上げ潮に変わって下流から上流へ流れる。流れが変わる8時30分以降が狙い目だと考えた。
午後4時30分に釣りスタート。この時間だとわれわれの釣り場から夕陽が正面に見える。河口域は海側から風が吹いてくるため暑さを緩和してくれるが、風がやむと蚊が群がるため、風が弱くなったら蚊取り線香をたくことをお勧めしたい(防虫スプレーも有効)。
上げ潮でウナギ登場
サオを4本出したが全くヒットせず、アタリもない。加えて上流から下流への流れがきつく、仕掛けには枝などが掛かって忍耐の釣りとなった。
この日はちょうど近隣のナガシマスパーランドで花火大会があるらしく、釣り場から辛うじて鑑賞することができた。花火は午後8時30分に終了。干潮を過ぎて川の流れが変わる、狙い目の時間帯となった。
そして午後9時ごろ、それまでずっと沈黙を保ってきたサオが、ピクピクと地味にわずかに震えた。どうやらアタリがきたようだ。すぐにアワせず、しばらく静観。グイッと引いたタイミングで大きくアワセを入れてハリ掛かりさせた。
大きくはないが、市販されているかば焼きのサイズくらいか。慎重に巻くと、予想通り市販のかば焼きサイズ(食べごろサイズ)のウナギ。貴重なウナギをキャッチすることができた。