サワラキャスティングでは、ルアーの操作方法が釣果に直結する。今回はサワラを狙ううえで押さえておきたい基本となるルアーの操作方法を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
サワラキャスティングゲーム
サワラキャスティングとは、ボートからルアーを使用してサワラを狙う釣り。近年では各地でこのサワラキャスティングが流行している。サワラは引きが強く、釣って楽しいターゲットだ。
また釣れた新鮮なサワラは非常に美味しい。サワラはまさに釣って楽しい、食べて美味しい魚で、多くに釣り人からの人気を集めている。
ルアー操作が釣果を左右
どんな釣りでも重要になるのが「誘い方」。サワラキャスティングでも誘い方は重要で、ときには釣果を大きく左右する。
サワラの活性が高く、捕食のために跳ねているときには簡単に釣れることが多い。しかし、いつも跳ねているわけではなく、ひとたび跳ねなくなると誘い出してヒットさせることが必要になる。そのため、釣行前にどのような誘い方が基本になるか、しっかりと押さえておきたい。
ルアーの基本操作は2つ
サワラキャスティングでの基本となる誘い方には、「超高速巻き」「ジャーキング」の2種類がある。まずはこの2つの操作方法を身につけておこう。また操作方法によってはルアーとの相性も悪い場合もある。そのため、ルアーとの相性についても考慮に入れておこう。
超高速巻き
超高速巻きは、リールをできるだけ速く巻き、ルアーを超高速で動かす方法。主にヘビーシンキングミノー、鉄板バイブレーション、ブレードジグとの相性が抜群。
超高速巻きはサワラが跳ねているときに効果的だ。高活性なサワラが多く、跳ねがよく見られる状況では、できるだけリールを速く巻き、反応を探ってみよう。超高速巻きでは低活性なサワラがヒットしにくいことがデメリットになる。その一方で歯でラインが切られるいわゆるサワラカッターの被害に遭いにくいメリットもある。
ジャーキング
ジャーキングはロッドを大きく煽り、ルアーを左右に飛ぶように動かす方法。主にジャークミノー、ヘビーシンキングとの相性が抜群。
ジャーキングはサワラが跳ねていても超高速巻きで食わないときや跳ねていないときに効果的。特にルアーが左右に飛んだあとにできる食わせの間にサワラのバイトが集中する。ただし、ジャーキングにはミスバイトが増え、サワラカッターの被害に遭いやすいデメリットもある。そのため、ジャーキングはある程度ただ巻きで探り、反応がないときに試してみよう。