8月14日、半日釣りを覚悟して北但馬を流れる故郷の川・矢田川を訪れてみました。まずは上流で天然オトリアユをキープし、下流の通称「弁天」で体高ある海産遡上アユをキャッチしたお盆の帰省釣行の模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
じっくりと止めて誘って良型
2匹目の22cmサイズの湖産アユの出番です。瀬肩まで引き上げ、時折シェイクを掛けて誘発すると、スカッとする的中ヒット!タモですくい取るとグッドサイズの25cmサイズ。ようやく2匹目の海産遡上アユを手にすることができました。
「凶と出るか・吉と出るか!」この掛かりアユに期待して、上手の流れの絞り込まれたテトラ際をゆっくりと止めては引き上げすると、2mほど釣り上がった時、「ゴッ・ゴーン!」という一撃とともに目印を一気に下流に引き下ろすパワーが手元をに襲い掛かります。
この迫力・トルクフルなパワーはたまりません。サオ先が一気に引き込まれ流心を下る野アユのパワーは最高です。
そうこうするうちに、上流部・下流部と釣り人が増えてきました。完全にサンドイッチされた状態になり身動きが取れません。
放水を合図に納竿
サイレンが鳴り始め、上流の発電所からの放水が始まり出しました。水位は間もなく確実に上がります。そうなると上手のチャラ瀬は絶好の1級ポイントとなります。しかし、残念ながら先釣者が居るため増水後のポイントはお預けです。
やや濁りの入った水とともに草ゴミが流れ始め出したのを機に1匹を追加して午前中の釣りを終え、早々と納竿とし帰路へとつくことにしました。
<森雨魚/TSURINEWSライター>
矢田川