夏の家族旅行最終日は絶対釣果が見込める「フィッシングパークTOI」に釣行した。そこでヘチ竿を使用してマダイやマアジ、イカダの外ではメジナを釣り上げ強烈な引きを味わえて期待以上に楽しかった釣りと、アフターフィッシングをリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
義兄は生簀外での釣り
一方、義兄は貸し竿で終始イカダの外での釣りをしていたが、釣果がない状態が続く。
姉が、「上の方は小魚だけど下の方に大きい魚が泳いでいる」というので見に行くと、上層はクロホシイシモチやタカベと小メジナ、その下には確かにマダイやメジナと思われる大きな魚が7~8匹、悠々と泳いでいた。
コマセが切れるといなくなるが、まけばすぐに寄ってくる。筆者も外で釣りをしてみることにした。
生け簀の外で26cmメジナをゲット
水が綺麗なのでサイトフィッシング(見釣り)でチャレンジ。魚がエサを食べた瞬間にアワせると明らかに小物とは違う引きが伝わってきた。釣り上げたのは所謂、足裏サイズのメジナ。
前回妻と訪れた時、イカダの外ではクロホシイシモチしか釣れなかったので特に嬉しかった。
続けて生簀外でマダイヒット
メジナのハリを外す時にハリスが切れたのでタックルボックスの一番上にあった1.25号のハリスにチェンジして仕掛けを再度投入。
まずはエサ取りの小物の層を無事に通過すると、案の定大型の魚が寄ってきたので後はエサに食いつくのを待つのみ。
するとマダイらしき大型魚がエサにパクリと食いついてきたのでアワセるとヒット。「やったぁ!」と思ったのも束の間の喜びだった。強烈な引きで一瞬にしてハリス切れ。まさに秒殺。
義兄キタマクラを釣る
義兄にも遂にヒット。しかし人生初の釣り上げた魚がキタマクラで苦笑。ちなみにこの魚はフグの仲間で皮膚にも毒があるので素手で触らないように注意したい。
当日の釣果
帰路渋滞が予想されるので12時半に納竿。正味1時間半位の釣りだったが、生け簀内外で釣りをして凄く充実した釣行となった。
釣果は、
筆者:マダイ2匹(31~33cm)、マアジ2匹(21~22cm)メジナ1匹(26cm)
甥っ子:マダイ3匹(31~33cm)、マアジ5匹(21~24cm)
義兄:キタマクラ1匹(13cm)
という内容だった。
釣果のポイントと反省点
生け簀での釣りのポイントは、しっかりコマセを撒いてきちんとしたエサ付けが出来れば間違いなく釣れるはず。手元に伝わってくるアタリを取るよりサイトフィッシングで魚がエサを口にした瞬間にアワせるのがお勧めだ。
反省点は、イカダの外での釣りで、リールのドラグをキチキチに閉めていたことと、面倒だからと言って、タックルボックスの一番上にあった細ハリスを使用したことに尽きる。次回必ずリベンジしたい(生け簀のイサキも釣りたかった……)。
アフターフィッシング
釣った魚は翌日刺身と塩焼きにして食べたが、脂が乗っていて、凄く美味しかった。甥っ子も「凄く美味しい。好きなお刺身が2つ増えた」と言ってご満悦。別の日にはマダイをフライにした様で格別の美味さだったとの事。
最後に今回の旅行で、ホテルや釣具店のスタッフのアドバイスのお陰で大変楽しい釣りが出来た事をこの場を借りてお礼申し上げたい。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>