本格的な夏を迎えた日本海へタイラバゲームに出かけたのは7月2日。同行は釣友の松井さん一家だ。松井さん一家は奥さんはもちろん、息子のヒロキ君もタイラバの大ファン。一家総出でオフショアフィッシングを楽しんでいる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)
70cm超え大ダイを難なくキャッチ
そして昼を回ってドラマを見せてくれたのは、やっぱりヒロキ君。ヒット直後に一気にドラグを滑らせ、ラインを引きずり出していく。底から少し上で食ったソイツは、独特の頭を振る三段引きを披露してくれる。間違いなくマダイだ。
慎重にリールを巻いて距離を詰めていくヒロキ君。さぞ緊張しているかと思いきや、涼しい顔でやり取りしているのはキモの大きさか、経験のなせるワザか。
やがて前方に泡とともに大きなマダイが浮上。タモで取り込まれたのは、いかつい顔をした70cmアップのオスの大ダイだった。
クーラー満タンのお土産確保
その後もレンコダイとアマダイを数匹追加し、最後は夕方に湾口でサゴシを少し釣って、この日の釣りは終了となった。いつもながら松井家のクーラーは、赤い魚たちでいっぱい。パパの清さんは帰ってからが大変と苦笑いするが、それも釣りの楽しみの1つ。
日本海のタイラバは晩秋まで楽しめる。そのころになると青物の回遊もあり、タイラバだけでなくジギングも楽しめるようになるだろう。
<週刊つりニュース中部版 谷川智/TSURINEWS編>
出船場所:若狭大島