8月末に、週刊つりニュース関西版にて「カワズのひとり言」を連載している新宅功治さんと釣行した。新宅さんは「ウキの誘い釣り」という、独自のスタイルを構築されており、前年はなんと年間で750匹のタチウオを釣り上げたとのこと。今回はそんな新宅さんの釣りメソッドを解説しつつ、釣行の様子をレポートしたい。
今回のタックル
新宅さんのタックルで特長的なのは、サオ先をソリッドにしていること。タチウオのエサ釣りは「食わす」釣りと語る新宅さん。グニャリと曲がる先端で、食い込みをよくしているのだ。
さらにワイヤーは20本ほど用意。ヨレたら食いが悪くなるので、こまめに交換が必要とのこと。
ウキでもテンヤでも早速キャッチ!
午後6時ごろには、今回テンヤの引き釣りで取材に協力してくれる中川けい子さんが到着。
この時間になるとタチウオの気配がしてきたので、早速2人とも『ヒロキュー/新鮮きびなご』をテンヤに付けてサオ出し。
すると、1投目からアタリが!そして数投で2人ともタチウオをゲット。周りでもタチウオが続々とヒットしていた。
そこで新宅さんも同じキビナゴエサで仕掛けを投入。タナは3ヒロから。やはり1投目からウキが動きだす。
タチウオが小さいためハリ掛かりには時間がかかるが、3投ほどで夕闇に銀鱗にきらめかせてくれた。