かなりの頻度で間違われるサッパとコノシロ。見た目がかなり似ているので違いについて調べてみました。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
区別する方法
生息域も被っているので、釣りの際には両方釣れてしまう可能性もあります。その場合の両者を区別する方法をまとめていきましょう。
似てはいるものの、基本的には見た目で判断することは意外と簡単です。
(1)大きな黒い斑点の位置
コノシロはエラ蓋の中間に、サッパは上部付近にあります。
(2)線上に並ぶ黒い斑点
黒い点線が並ぶのはコノシロだけです。
(3)背びれが糸状に長く伸びる
背びれが糸状に伸びるのはコノシロだけです。
以上が両者を簡単に見分けられる特徴です。見た目の大きな特徴でいえば、背びれは一目瞭然ですね。
サビキでよく釣れるサッパとコノシロ
両社とも堤防からのサビキ釣りでよく釣れるサカナですので、これからのレジャーシーズン、ファミリーフィッシングでも出会えることでしょう。
しかし、詳しく知らないと間違えやすいサカナでもあります。
両者の違いを知っていると、いろいろな場面で自慢できる知識になるかもしれませんよ。
<近藤 俊/サカナ研究所>