6月中旬、京都美山の由良川へ渓流ルアー釣りに出かけた。人生初のヤマメをキャッチした模様を、長年嗜んでいるソルトルアーフィッシングとの違いも含めてレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター落合浩大)
美山で渓流釣り
6月中旬。私は美しい渓流魚を求め京都の美山へと向かった。前回初めて美山へ訪れた際に、完全に美山と言う場所に魅了されてしまったのだ。
美山にはかやぶきの里などの観光地があり、年間90万人が訪れるという。美しい自然に深い緑。そして清流由良川。更には、私の知る限り美山には24時間営業のコンビニすらない。そこも更に気にいっている理由の一つ。完全に、非日常的空間を味わえる楽園だ。後、もう一つのお気に入りの理由は、私が人生で初めて渓流魚を釣った場所だからである。
当日の状況
その日は早朝から強風が吹き荒れ、かなり肌寒い朝。時折雨も降り水も冷たい。渓流ビギナーの私から見ても何やらタフなコンディションのような気がすると感じていた。入渓した場所は、由良川本流に注ぎ込む支流へとエントリー。勿論初場所である。
現地の人に聞くと、どうやら減水傾向らしく数日前から気温も下がり、魚も活性が低く厳しい状況だと。そんな状況でも何とか魚の顔が見たい。祈る様な気持ちでいざ入渓。
ミノーにカワムツがヒット
ウエーダーを着込み丁寧にポイントを探って行く。ゆっくりとしたスピードで徐々に川を釣り上がる。すると川が緩やかにカーブしていて、岸には薮などが張り出している場所を発見。
早速そこへミノーをキャスト。着水と同時にヒット。上がってきたのはいいサイズのカワムツ。同じパターンでもう一匹追加。さらには小さいアブラハヤも。この場所は早々に見切りをつけて上流エリアへ。
人生初のヤマメをキャッチ
遡っていると、ちょっとした落ち込みを発見。白い泡が立っている右サイドへキャスト。トゥイッチで誘っていると魚からのコンタクト。何と、人生で初めてのヤマメ。サイズは小さいがヤマメはヤマメ。前回はアマゴ、今回はヤマメを釣り上げることができた。嬉しくてガッツポーズまで出てしまった。
カバンからカメラを取り出し、人生初のヤマメを心ゆくまで撮影。撮影後、元気に川へと帰るヤマメを見ながら自己満足に浸る。その後はカワムツを追加して、ストップフィッシング。