名古屋では連日40度近い猛暑が続く8月5日、手こぎボートでのキジハタ狙いで福井県敦賀市沓に、釣友の服部君と出かけた。
手漕ぎボートで出船
今回お世話になったのは、手こぎボートが一日2千円と格安の中村旅館。
最近はクロダイが好調なようで、駐車場は相変わらず満車状態のなか、午前5時に出船する。
目的地の磯場までは距離があるので、2人で左右に並び、小学校からの釣り仲間と息を合わせてこいでいく。
エンジン付きのボートなら数分で着く距離を、指の皮がめくれてヒリヒリするのに耐え、2人でヒーヒー言いながらようやくポイントに到着。
汗だくですでに戦意喪失のなか、服部君は直リグ、私は5gのジグヘッドに2.5インチのワームを付けたワインドで岩場に向けてキャスト開始だ!
開始早々ヒット!
すぐに直リグで狙っていた服部君に20cmほどのカサゴがヒット。続いてワインドの私にもカサゴがヒット。サイズは15cmほどと小さいがうれしい1匹だ。
そしてカサゴを1匹ずつ追加して数投目、3~4回ジャークしてフォールを繰り返すワインドのアクションに、ガツンと激しいアタリとともに強烈な引き込み。
待ちに待ったキジハタだ。水面に顔を出したのは、33cmの体高のある良型キジハタ。
あとでそのヒットポイントにボートで近づいてみると、デカイ岩が沈んでおり、ヒットしたのも納得だ。
そういう隠れた大岩の場所を知っていれば、キジハタの釣果はかなりアップするのだろうが、それが分からないから投げまくるしかない。
その後も移動を繰り返すが、カサゴがポツポツ釣れる程度でキジハタは釣れない。