5月26日から一泊二日で奈良県、和歌山県、三重県を流れる熊野川へサツキマスを狙いに行くことにした。本命こそ釣れなかったが、キャンプ釣行を満喫できたのでその模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター奈良鱒兵衛)
キャンプでおいしい料理とお酒を満喫
モヤモヤした気分もあるが、ここは気を取り直して今夜のキャンプ地へ移動し、宴の準備をして夜を向かえた。焚き火を囲みながらおいしい料理とおいしいお酒は何とも贅沢な時間だ。これでサツキマスをキャッチできればと思えばお酒も進むが、明日もチャンスがあるので早めに就寝についた。
夜中に強まる雨音で目がさめることもあったが、十分に眠ることができ朝起きると雨は上がっていた。ただ心配していた川の水位が上がっていて、なれない川で無理をして立ち入るのは危険と思い諦めることにした。
葛川でアマゴ釣り
5月27日、朝食の後は情報が少ないものの葛川へ入りアマゴを狙ってみることにした。車でしばらく移動して入川できそうなポイントへ着いたのは午前9時、早速準備をして楽しむことにした。
渓流でのタックルはトラウト用ロッド4ft8inchにナイロンの4lbを巻いた1000番のスピニングリールをセット、選んだルアーはシンキングミノー5cm、カラーはチャート系を選んだ。雨の影響でやや増水していて水質が少し笹濁り程度といった感じで条件はよさそうだ。
開始早々淵でアマゴをキャッチ
初めての川で初めてのポイントなので、まずはアマゴがいるのかどうかも気になるところだ。そんな不安も開始間もなく小さな淵でアマゴがヒットしたことによって解消され、昨日の釣果がなかったことも含め一気にテンションが上がる思いだ。
その後も夏らしく淵はもちろん瀬の中でもヒットがあるなど絶好調だ。休憩も入れながら順調に釣り上がり、ちょうどいい退渓ポイントがあり、そこには雰囲気のいい淵があった。この淵で最後にアマゴを手にしてから終了しようと甘い考えでキャストをすると、何とこの日最大の23cmの綺麗なアマゴがヒット。感動の締めくくりかと思うと、さらに同じ淵で2匹を追加するなど、できすぎで結果満足の遠征となった。
最終釣果
この日の釣果は3時間程で23cmまでのアマゴが12匹と嬉しい釣果だ。ただ今回の最大の目的は熊野川でサツキマスを手にしたいと言うことなので、チャンスがあれば足を運び、いつかは手にしたいと思う。
<奈良鱒兵衛/TSURINEWSライター>
熊野川