少しだけ最高気温が低い予報だった8月12日、ふと思い立って愛知県稲沢市の用水路に子供たちと釣りに出かけた。気軽に出来るのが淡水小物釣りの良いところだ。
ポイント移動でコイがヒット!
しばらく続けるが小魚がつつくだけなので、流れのあるポイントへ移動する。水中をのぞくと大小さまざまな魚の群れ。時折少しだけいいサイズの群れも通り過ぎる。
早速仕掛けを投入すると「なんか引っ張る」とウキが地下水路へ入り込む勢いで引っ張られている。「巻いて巻いて」と回収させると、ヒットしていたのはコイ。「これもおヒゲが生えてるよ」と教えると「あ、ほんとだ!」と感心していた。
水がクリアなので観察してみる。最初にハリ掛かりしない小型の魚がミミズを引っ張り、次にワンサイズ大きな群れが追いかけ回し、そのうちの1匹が奪い取って他の魚に取られないようダッシュするとヒットする。
最後まで飽きずに楽しめた
このパターンが繰り返され、ウキがあっちこっちに引っ張り回されて子供たちは大喜び。順調にフナやコイのヒットが続いてお父さんは大忙し。飽きてしまうことだけが心配だったが、子供たちも飽きることなく楽しめた。
ウキが視覚的に分かりやすく、いろいろな動きをするので、子供たちも面白がっていたのが印象的だった。
やはり暑さには勝てず、子供たちの安全も考えて1時間ほどで終了した。
帰りにはアイスを食べ、汗を流しにプールへ直行。魚の観察もでき、充実した夏休みの一日だった。
<週刊つりニュース中部版 松田久史/TSURINEWS編>