8月15日(水)、東京湾金沢八景(漁港内)の鴨下丸を訪れ、久しぶりに夏タチウオ釣りを楽しんだ。同乗したみなさんも笑顔あふれる満足な釣行となった。
女将に見送られて出船
船宿には多くの釣り人が集まり、思い思いの船に乗り込んでいく。
私は高山船長が舵を握るタチウオ船に21人のアングラーと乗り込み、左舷ミヨシ3番に釣り座を構えた。左隣には、電車釣行の川崎市の柳川英樹さんと、きった君(小6)親子が並んで座る。
7時20分、宿前で笑顔で手を振る女将に見送られて出船。天候は晴れ。南西風がやや強く、海上は少し波っ気がある。
1投目からアタリ!!
航程20分で走水沖のポイントに到着すると、早出の遊漁船が船団を形成している。入念な潮回りの間に、配られたコノシロの切り身を皮側の端から中央部にハリ先を刺して抜き、クルッと回し、身から皮側へ刺し戻す。
エサをハリ軸上部へこき上げ、再び反転させ、皮から身側へと刺し抜く。中心線に沿って真っすぐになるよう、ていねいに装餌することが大切。
やがて、反応を捉えると軽く制動がかかり、「はい、いいですよ。投入してください。オモリが着底したらハリスぶん2m巻き上げ、そこから10m上まで繰ってください」と合図。
着底後、竿先を海面から50~60cm上までキュッとシャクり上げ、リールを2分の1回転巻く。これを繰り返し、上ダナの底上10mの範囲を誘っていく。
2往復目、底上8mでクックッと明確なシグナルがきた。これを無視し、ペースを変えずにシャクり続ける。
その間にもグッグッとアタリが続き、グィーときたところで竿を大きく立ててアワセを入れる。ギシッと一瞬根掛かりしたかのような感触。