なかなか釣果の上がらない今年の琵琶湖の小アユ釣りだが、それでもやっぱり夏を感じたい!ということで5月29日、昼から塩津大川へ釣行することにした。単発ながらポツポツヒットし、全員で小アユ96匹とモツゴ1匹の釣果を得たので、その模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
釣果厳しい琵琶湖の小アユ
今年の琵琶湖の小アユは、どうにも様子がおかしい。河川にソ上してこないのだ。原因として考えられるのは、やっぱり水不足だろうか。
ざっと見て回った結果、滋賀県彦根市の犬上川は渇水で瀬切れしており、芹川も大減水で釣果のムラは激しいとのこと。その中でも唯一希望の光が見えたのが、長浜市の塩津大川。
やはりソ上数は少ないものの、瀬ではまずまず釣れており、いい人は一日やって3ケタに届くかどうかといったところらしい。
それでもやっぱり夏を感じたい!ということで5月29日、昼から塩津大川へ釣行することにした。
塩津大川で小アユ釣り
今回は小アユ初挑戦となる大阪府羽曳野市在住、溝川弘巳さんとその奥さん、娘の和愛(かんな)ちゃんが同行してくれることになった。さらにいなべ市の桑原一幸さんも参戦。
現地待ち合わせで先に到着すると、4組ほどの先行者がいる。それでも川を渡った瀬には誰もいないので、そこに道具を下ろし準備を始めた。
小アユ釣りタックル
減水で川幅が狭いので3.6mのヘラザオに、ミチイトは1号、仕掛けは浅場用の5本バリ2.5号だ。
エサは小鮎まきエサと、本来は釣り堀用のエサであるLightの赤青一撃だんご、寄せの一撃を用意した。
ギラリと光って1匹目は10cmほど
早速釣りを開始するが、15分はアタリなし。盛期には1投目から鈴なりになるのだが……。
やっぱり厳しいかなぁと思っていると、瀬頭を通過したウキの下でギラリと光った。サオを立てると、手元に飛び込んできたのは10cmほどの小アユ。今年もようやく出会えた1匹に感慨もひとしおだ。
コツコツ数を重ね1時間で15匹
だがソ上数がまだまだ少ないようでアタリは単発。それでもコツコツと数を重ねていき、1時間ほどでイケスには15匹ほどたまった。