5月15日、清水港の日の出埠頭で定期的に行われている釣り場開放事業に筆者も久しぶりに参加してみることに。普段はソーラス条約で立ち入りが制限されている日の出埠頭の一部を釣り人向けに解放する事業で、隠れた人気釣りイベントにもなっています。いつもは頑丈なフェンスで囲まれている場所で釣りができる貴重な機会です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
48cmサイズアップ成功
少し時間が経ったころ、今度は穂先を小さく押さえ込むアタリを捉えました。アタリはかなり小さかったですがパワフルな引きと心地いい重量感がロッドを曲げ込みます。水面に姿を見せたのは48cmのグッドサイズ。仕掛けとまきエサの工夫で仕留めた嬉しい本命です。
残念ながらこの1匹を最後にアタリは途絶え、まきエサが切れたところで納竿することにしました。
最終釣果
最終釣果は42cmと48cmのクロダイを2匹。この日の釣行を振り返り気がついたことは、他のポイントよりもクロダイの平均サイズが大きめなこと。普段は立ち入りができない場所とはいえポテンシャルの高さを実感できました。
釣ったクロダイは周囲の方々にプレゼント。初めてクロダイを見た子供たちも多かったようで大きなクロダイに興味津々です。
12mの水深に水潮の悪条件が重なり苦戦を強いられましたが、本命を複数枚キャッチできたので満足です。今回は残念なことにイワシやアジといった回遊魚の姿がなく全体的に寂しい結果となってしまった様子。
次回は6月19日に開催予定なので、これから小サバや豆アジの回遊があれば次回の開放時は盛り上がること間違いなしです。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>
清水港