エリアトラウト(管理釣り場)フィッシングは、釣果数で競うトーナメントがあるくらい「数釣り」を楽しむ釣りでもある。そこで、今回は100匹の大台をクリアするための時間帯ごとのポイントと心構えを紹介してみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
100匹超えの心構え
100匹超えを狙う場合、朝8時ごろ~17時までの営業時間内約8時間で釣ると考えると1時間あたり、12.5匹、おおよそ5分に1匹程度のスピードで釣ることになる。しかし相手は自然であるからそう上手くはいかない。釣れないと焦ってしまうこともあり、達成できるか不安になるが、しっかりとメンタルを保つことと体調をキープすることだ。
諦めない心
今現在釣れていなくとも絶対に諦めない心をもつことである。10分釣れなくとも、次の10分で巻き返せば十分に取り戻すこともできる。
周囲に惑わされない
次に周りに飲まれないということ。逆に釣れている人をじっくり観察して、どのようなルアーでどれくらいのスピードやアクションで釣っているかを知るチャンスだと割り切ろう。
休憩も大事
また体調をキープするために必ずお昼休憩と適宜の休憩は必ずとるようにしよう。特に昼食は必ずとるようにしよう。筆者のオススメはおにぎりやサンドイッチのように手早く食べることができるものとスープ類だ。また釣り場によっては食堂が併設されているので、ご当地マス料理で心とお腹を満たすのもいい。
アイテム準備も
釣りをサポートする道具も忘れてはならない。まず100匹を狙う場合、必ずといっていいくらいフックの交換が必要となる。#10~#8くらいのサイズの交換用フックは必ず準備しておきたい。
また素早く釣りを展開する上でリリーサーの使い方をマスターすることである。最初はどうしてもぎこちない使い方になることが多いが、コツをつかめばリリースのタイムロスを少なくできる重要な道具だ。
ラインチェックも
最後に適宜ラインを結び替えるということである。フック交換と同時と覚えておけば忘れることが少ないが、スピニングリールは構造的に必ずイトヨレが発生する。イトヨレがひどくなってきたタイミングでも1~2mイトをだして結びかえると、余計なトラブルを防ぐことができる。
まだまだ細かい所はあるが、オーソドックスに100匹を目指すには常に体も道具もいい状態をキープすることである。是非釣りやすいこのシーズにチャレンジして貰いたい。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>