エリアフィッシングが最盛期を迎える冬季、しかし寒さに強いとはいえさすがのマス類も適水温を下回ると通常のスプーンのスローリトリーブでも手強くなってしまう。フェザージグが使用可能ならば強い味方となが、できない場合はリアクションで食わせる方法が有効となる。ここではリアクションを誘発し易いボトムプラッギングを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
ボトムプラッギングのルアー
ボトムプラッギングに使用するルアーは大きく分けると3種類に分類することができる。それぞれのルアーの特性について説明しよう。
ジグタイプ
ジグタイプ(写真左下)はボトムのステイ時にお尻が浮くように設計されており、ロッドを上下させワンピッチで誘うとダートさせることができるルアーである。ニジマスより比較的ダートに反応しやすいイワナやブラウントラウトが好むアクションである。
ボトムシャッド
ボトムシャッド(写真最上部)はリップにウェイトが貼り付けてあり、ボトムでのステイが可能なタイプ。ネチネチと底を攻める厳冬期特有釣り方が可能なタイプである。
フローティングシャッド
フローティングシャッド(写真下中央と右)は浮くタイプではあるが、急速潜航と急浮上のリアクションで食わせるテクニックに多用するタイプである。
ボトムクランク
最後にボトムクランク(写真中央2つ)は、シンキングクランクとも呼ばれボトムシャッド同様に底を舐めるように引くことが可能なクランクベイトであり、ボトムシャッドと比べて波動が大きくアピール力も強い。