今年もいよいよアユ釣りが始まる。今回もホームグラウンドの、岐阜県・長良川郡上のポイントを紹介するので参考にしてほしい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森 渉)
長良川郡上のアユ釣り状況
今年もいよいよアユ釣りが始まる。今回もホームグラウンドの岐阜県・長良川郡上のポイントを紹介したい。
4月に入り郡上では各所でアユの放流が始まった。放流されるアユの量や種苗はほぼ例年通りだが、岐阜県魚苗センター海産系F1が600kg増の15,600kgになった。
解禁日は6月4日土曜日。大きく変わった点は、トモ釣り専用区の期間延長。高鷲地区の専用区が解禁日~8月21日までが9月11日までに変更。
また明宝地区の専用区が、解禁日~8月21日までが9月1日までになった。トモ釣り師としては、専用区の期間が延長になるのはうれしい。
昨年の状況の振り返り
まずは昨年の状況を振り返りたい。例年だと管内上流部が初期の有望エリアになるが、昨年は高鷲地区がスロースタートだった。白鳥、大和は例年通りの釣れ具合だったと思う。八幡、美並エリアはスロースタートだった感じだ。
例年初期はアユの活性が低く、梅雨明けまでは釣れたり釣れなかったりの日が続いた。
しかし梅雨明けからは活性化し、良型のアユがサオを絞った。そのまま7月後半~9月いっぱいは良好だった。天然ソ上アユも梅雨明けから機能したように思える。
10月に入っても場所ムラはあるものの、釣果は上がっていた。八幡地区では尺アユを釣り上げた人もいたようだ。今回は、例年安定した釣果が出ている大和エリアの紹介をしたい。
名皿部橋上流エリア
名皿部橋上流は広い瀬が続くエリアで、平瀬、チャラ瀬、急瀬と変化に富んでいる。右岸左岸どちらからでも入川可能で駐車スペースも多い。右岸側の方が駐車スペースは多い。入川口も分かりやすく足場もいい。初心者や高齢者にはうってつけだ。
釣り方も、泳がせ釣り、引き釣りどちらでも釣果が上がる。増水すると急瀬、荒瀬に変貌するのでそのときはタックルをワンランク上げたい。また右岸側がアカ残りになるので覚えておこう。
オトリ店は名皿部橋の袂にある丹羽オトリ店が便利。オトリ店に駐車できるし休憩もできる。