芦ノ湖ボートフライゲームで大型トラウト好打 今年最大75.5cmも浮上

芦ノ湖ボートフライゲームで大型トラウト好打 今年最大75.5cmも浮上

解禁から1カ月が経過した神奈川県足柄下郡箱根町にある芦ノ湖。4月に入っても好調に釣れている。4月上旬から中旬の私の釣果を報告したい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

アバター画像 TSURINEWS編集部

ルアー&フライ トラウト

ルアーをくわえたニジマス

16日(土)は元箱根から出舟し吉原窪を探る。この釣り場がいいのは、窪地であるため風除けになること。当日の朝に選んだのは船道の深場。水深は6~7mで、至る所にボートなどが沈んでいる。

まずは30cmに満たないニジマスが3尾。10時ごろに40cm半ばを2尾釣った後、ガツンときたのは64cmニジマス。40cm半ばのニジマスがフライを追ってきたのだが、横から引ったくるように食ってきた。口には9cmミノーが付いていた。

10分後にも重量級のアタリ。と同時に爆走され、遠方でジャンプされラインを切られた。目測で50cm後半のニジマス。フライを飲まれていたかもしれない。

今年最大の75.5cmビッグワン浮上

14時すぎ、小さなアタリの後に重量級の魚信。この魚も右に左にと大爆走。ロープに注意を払いながら何とか走りを止めて寄せるとデカい。いかつい顔の婚姻色の出たオスのニジマス。徐々に弱らせながら10分かけてランディング。ややスリムだが、尾ビレの大きな75.5cmで今年最大の1尾。この魚の口にもルアーが付いていた。夕方にも60cm超級がヒットしたが、フッキング不十分だったか10秒ほどでフックアウト。

芦ノ湖ボートフライゲームで大型トラウト好打 今年最大75.5cmも浮上ポイント図(作図:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

当日の釣果は9尾。そのうち4尾がルアーをくわえていた珍事が起きた。

70cm超級の大型から40cm半ばの元気印まで、かなりの魚が残っているので今後も面白いと思う。水温が10度を超えてきたので、ネイティブな魚も徐々に浮いてくると推測される。サクラマスやコーホなどの銀毛化魚種がやや低迷気味だが、これらも水温の上昇とともに釣果が出てくるものと期待できる。

<週刊つりニュース版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
芦ノ湖
問い合わせ:芦之湖漁協 TEL=0460(83)7361
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年5月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。